試験もついに天王山を迎えようとしていますが、皆様はいかがお過ごしだろうか。
我が家には色々な事情でオールドなパーツが少々転がっている。今回はそんな家に転がっているオールドパーツ達を綺麗にしていく。
今回綺麗にするのはクランク、スギノ マイティーコンペティション
これは高校時代、定年を迎えた物理の先生から
「もう捨てるだけやからあげる。」
と言うことで頂いたパーツのうちの一つだ。
1970年代前半に製造されたものと思われる。
長年高校の物理室に眠っていたようで保管状態は結構良く、サビなどは一切なかった。
クランクを磨いていく前にクランクをパーツごとに分解する。
ネジは固着していなかったので、あっさりクランクアームとチェーンリングに分けることができた。
ウエスにコンパウンドをつけて磨いていく。
まずはチェーンリングから。
素手だと歯が食い込んで痛いので手袋を嵌めて行った。コンパウンドを薄く広げながら磨いていく。表ができたら裏面も磨く。気づけば一時間程経過していた。
次に左のクランクアームを同じ要領で磨いていく。
なぜか手袋が裂けたので新しいものに交換、そして黙々とウエスを擦り続ける。
気づくとさらに一時間が経過していた。
最後は右のクランクアームだ。これも同じ要領で黙々と磨いていく。
磨き終わった。作業を開始してから三時間が経過しようとしていた。
部品を元通りに組み直して作業は終了!
メッキを施したパーツのように美しい光沢を持つようになった。
目が細かいコンパウンドでは除れない傷が余計に目立つようになった気もするが......
(おしまい)