薬学生のサイクルブログ

毎週月曜日更新!余裕が有れば木曜も

オールドパーツを磨く スギノ マイティーコンペティション

試験もついに天王山を迎えようとしていますが、皆様はいかがお過ごしだろうか。

我が家には色々な事情でオールドなパーツが少々転がっている。今回はそんな家に転がっているオールドパーツ達を綺麗にしていく。

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今回綺麗にするのはクランク、スギノ マイティーコンペティション

これは高校時代、定年を迎えた物理の先生から

「もう捨てるだけやからあげる。」

と言うことで頂いたパーツのうちの一つだ。
1970年代前半に製造されたものと思われる。

長年高校の物理室に眠っていたようで保管状態は結構良く、サビなどは一切なかった。

クランクを磨いていく前にクランクをパーツごとに分解する。
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ネジは固着していなかったので、あっさりクランクアームとチェーンリングに分けることができた。

エスコンパウンドをつけて磨いていく。
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まずはチェーンリングから。
素手だと歯が食い込んで痛いので手袋を嵌めて行った。コンパウンドを薄く広げながら磨いていく。表ができたら裏面も磨く。気づけば一時間程経過していた。

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次に左のクランクアームを同じ要領で磨いていく。
なぜか手袋が裂けたので新しいものに交換、そして黙々とウエスを擦り続ける。

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気づくとさらに一時間が経過していた。

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最後は右のクランクアームだ。これも同じ要領で黙々と磨いていく。

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磨き終わった。作業を開始してから三時間が経過しようとしていた。

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部品を元通りに組み直して作業は終了!

メッキを施したパーツのように美しい光沢を持つようになった。

目が細かいコンパウンドでは除れない傷が余計に目立つようになった気もするが......
(おしまい)

レビュー Santic サイクリングソックス

筆者は現在、期末試験に真っ只中だが、皆さまはいかがお過ごしだろうか?

 

今回はSanticの靴下を紹介していく。

 

今ではロードバイクに乗る時も普通の靴下を履いていたが、ビンディングシューズも買ったことだしサイクルソックスも一回試してみるかって訳で購入した。
Amazonの検索欄にサイクルソックスと入力して検索。
いくつかヒットした中で名前も聞いたことあるし、長さと色も良さそうであり、値段も二足で1699円サイクルソックスの割には安かったのでSanticに決めた。
さらにレビューには蛍光グリーンというより蛍光イエローですと書いてあったのも決め手の一つだった。 f:id:Sanden_cyclist:20210719154314j:image
注文してから4日程で到着した。
色はレビュー通り蛍光グリーンというか蛍光イエローだった。
でもビンディングシューズと一緒に履いてみると蛍光グリーンって感じやし若干白っぽくも感じる。
また光の当たり方によってグリーンに見えたりイエローに見えたりもする。
蛍光グリーンのシューズと一緒に履いたらイエローっぽく見えるんやろなぁ。
良くも悪くも蛍光グリーンと蛍光イエローの中間な色だ。

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厚さはレビューを読んでいる感じだと厚めのソックスだろうなと思っていた。
だが実際に履いてみると、厚くもなく薄くもない絶妙ないい線をついていた。
履き心地も適当な締め付けがあり、ズレにくく良いフィット感だった。
蒸れにくくするために足の甲やスネのところがメッシュ地になっているのだが、それで蒸れにくくなったかは、あまり感じられなかった。
まだまだ未知数だが、安いとは言っても耐久性はそこそこ高そうな気がする。
(おしまい)

三ヶ島 QUILL-2K オーバーホールとハーフクリップの研磨

期末試験が近づき頭が気持ちの余裕が無くなりつつあるが、皆さまはいかがお過ごしだろうか。

今回は三ヶ島QUILL-2Kのオーバーホールとハーフクリップの研磨をしていく。これらのパーツはクロモリロードに元々付いていたパーツでなので、1982年ごろに生産されたものと思われる。

 

 

分解前の下準備

分解に取り掛かる前にざっとペダルの構造について調べておく。ネットで検索してもこのペダルを分解したレビューを書いているウェブサイトは無かったため、同じ三ヶ島のペダルを参考に構造を推察していった。

いざ!分解!

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構造がだいたい掴めたので分解していく。
ご多分に漏れず固着しているので、ネジ部というネジ部に全てCRCを吹いた。
先にハーフクリップを取り外す。

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ネジが相当固着していた様で、パキッという音を立ててネジが緩み始める。一瞬、ネジかドライバーがダメになったかと思った。

次に保護キャップを外す。専用工具があるみたいだが、そんな物持っていないのでラジオペンチで取り外す。

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あっさりと取れた。その後はロックナット、ワッシャー、玉押しの順に外してく。

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玉押しを外したら、スピンドル(ペダル軸)を外す前に保護キャップ側のベアリング球を全て取り除く。

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スピンドルを抜いたらクランク側のベアリング球も全て取り除く。

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これで分解は完了。

続いて部品洗浄に取り掛かる。

部品洗浄 

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ベアリング球やワッシャー、ロックナット、玉押しはパーツクリーナーを溜めた容器に浸してキレイにしていく。
ペダル本体とスピンドルはパーツクリーナーを直接吹きかけ、ウエスで拭き取りながらキレイにしていった。

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これで部品洗浄は終わり。


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この後コンパウンドで磨くのだが、グリスを落とすだけでかなりピカピカになるんやなw

研磨

傷などがついているのでコンパウンドで磨いていく。実はこれが作業の大半を占めた。通常のオーバーホールに相当する作業は左右合わせても1時間もかからなかったが、研磨には3時間近く時間を要してしまったからね。f:id:Sanden_cyclist:20210712230215j:image
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うーん。なかなかいい感じだ。

再組立て

研磨が終わり、ピカピカになったパーツを再組み立てしていく。
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先にベアリング球にグリスをなじませておいてから、ピンセットで一つずつ掴んでカップに入れていく。
こうしておくと球が転がってどこかへいくことがかなり防げる。
ピンセットから離すとき、誤って軸の中へ落としてしまった。
取り出せたけど、取り出すのが大変だった。

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ベアリング部にグリスを塗りつつ、分解と逆の要領で作業を行う。

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はみ出したら拭き取ればいいので、グリスをたっぷりと塗っていく。
そして、玉押しのワッシャとナットを付ける

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初めてだったこともあってか、この玉押しの調整にかなり手間取ってしまった。
ペダルの回転に関わってくるところなので気のすむ所までやった。

 

作業完了!

左ペダルも同じ作業を繰り返したら、これでオーバーホールは完了である。
二回目となると流石にコツがつかめてくるので、右ぺダリよりもサクサクっとできた。

並べるとこんな感じ
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かなりきれいになったなぁ。

グリスに粘度の低いスプレーグリスを用いたので、使用する際にもう一度オーバーホールをする必要があるかもしれない。

実はもう一個昔のペダルが転がっているのだが、家族から作業中の匂いが臭いと大顰蹙を買っているので、オーバーホールはそれを改善してからである。

さて、どのようにして空気循環させよかなぁ。あ、そのものスプレーグリスを使わなければいいんだw (おしまい)



作業レポート SHIMANO PD-ES600の装着

みなさんごきげんよう。もうすぐ期末試験だなぁと思いつつ所用で真っ昼間に郵便局へ行ったら暑さで夏を感じております。

今回はロードバイクSHIMANO PD-ES600を取り付けてく作業レポート。それでは、はじまり、はじまり〜

 

 

 今回取り付けるペダル

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今回取り付けていくペダルはSPD-SLではなく、ロードバイク用に設計されたSPDペダル。SHIMANOのPD-ES600だ。自分自身ロングライドがメインでレースは年に一回程度しか出ない人だから、歩きやすさを優先してSPDをチョイスした。

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重量はカタログ値+8gの290g多分この誤差はグリスの重量によるものだろう。

 

 

 いざ!取り付け!固着との戦い

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では早速取り付けにかかる。古いペダルを六角レンチで外して...

 

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う、動かん(^^;)

 

どうやら固着しているようだ。CRCを吹いてもう一度トライ

 

だが、まだ動かん( ̄▽ ̄;)

 

プラハンマーで六角レンチを叩いてみる。無論CRCはさらに吹く
そして回転方向も確認する。

 

しかし、動かない(T-T)

 

ペダルにスパナが引っ掛けれそうな場所があったので

モンキーレンチをプラハンマーで叩く形でトライ

だが、カキーンという打撃音が響くばかりでびくともしない。

粘り強くモンキーレンチにプラハンマーを叩きつけていく。

カキーン、カキーン、カコーン!

 

う、動いた!

 

ここから六角レンチに切り変えてペダルを外していく。

まだ動きが渋かったのでさらCRCを吹いた。

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やっとペダルが外れた。次は反対側のペダルを外していく。

(ここまで約1時間)

反対側も固着しているのが確認出来たのでこちらはさらにワンサイズ大きいモンキーレンチを用意して最初からプラハンマーで叩いていく。

 

カキーン、カキーン、カコーン!

 

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こちら側はあっさりと取れた。(約2分)

 

クランクのねじ切り部をパーツクリーナーで綺麗にして、ペダルの装着に取り掛かる。
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固着防止のグリスをネジ切り部に塗り、六角レンチでクランクに取り付けていく。

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さくっとできた。(グリス塗布も含めて約5分)

これで取り付け完了!

 

 

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取り外したペダルは今度オーバーホールして綺麗にしておこう。

 

 

今度気が向いたらこのペダルのレビュー書きます。


余談

 シマノのロード用ビンティングペダルがSPD-SLなのは、ランス・アームストロング氏がLOOKのペダルを好んでおり、シマノ独自開発のSPD-Rより当時廃盤となる予定であったSPD-SLを使用したいと要望した為である。(SPD-SLはLOOKのパテントを利用して開発されたビンティング、また当時、デュラエースのビンティングはSPD-Rであった。)尚、SPD-Rはネジ2本で固定する方式なので彼が居なかったらロード用ビンティングもネジ2本で固定するタイプが主流だったかもしれない。

サンツアーAR RDのオーバーホール

 ごきげんよう。今回はサンツアーARのリア変速機をオーバーホールした時の作業レポート。それでは、はじまり、はじまり~

 

今回分解する変速機


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この変速機は1982年頃に製造された物で、ショートケージタイプのRD 4200というモデルである。そして元々私のクロモリロードに着いていた変速機でもある。

 サンツアーは現在存在しないメーカーであるが、この当時シマノと並ぶ自転車部品メーカーであった。グレードとしてはツーリング用として見ると上から3つ目、全体で見ると上から4つ目となる。現在のシマノコンポーネントに当てはめるなら105かティアグラぐらいになる。(当時のシマノのラインナップに当てはめるならデオーレか600(現アルテグラ)ぐらいかな)

いざ分解!

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油汚れが酷いのでまず軽く分解してアルカリ洗剤にドボン。
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目に入ったり皮膚に飛ぶと厄介なのでニトリル手袋と保護メガネを着けて行う。
なんだかんだ年に数回、保護メガネを必要とする機会に出会す。アルカリ洗剤から少し甘い匂いが漂う。なんか嗅いだことあるなぁと思ったら大腸内視鏡検査の時に飲まされる下剤の匂いとよく似ていた。そして一晩放置した。

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翌日気温が上がる前に洗剤へ浸けておいた部品を水洗いする。容器を覗いて見るとアルカリ洗剤はドス黒くなり、油分と思われる白い物体が浮かんでいた。

 容器から変速機を取り出し、浸けて置きで取れなかった汚れを水洗いしていく。ここでしっかりと洗剤を落とさないと金属が劣化するのでしっかりと水洗いする。水道の水圧が強く水しぶきが飛ぶ。水洗いが終わったら水気を取って分解していく。f:id:Sanden_cyclist:20210628055625j:image
既にこの時点でかなりピカピカである。

ボルト舐めかける

チェーンを張るためのバネとその近辺のパーツは洗浄前に分解済みである。残るガイドプーリーとケージを分解していくのであるが、ケージとボディーと繋ぐボルトが固着していて取れない。CRC吹いても動かない。仕舞いには六角部が少し舐めてくる。結局この部分は分解することを諦めた。
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だってここの六角部を完全に舐めてしまうとバネを固定できなくなって再組み立ても出来なるからね。時に諦めることも大事である。

 プーリーとケージは無事分解できたのだが、まだ汚れが落ちきってなかったようだ。結構油汚れで黒ずんでいる。無論パーツクリーナーで洗浄していく。
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プーリーのカバーは少しコンパウンドで磨いた。
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これで分解と洗浄が終わった。

次は再組み立てだ。

再組立て

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プーリーなど回転部にグリスを塗って分解と逆の要領で組み立てていく。
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最後にチェーンを張るバネのカバーとバネの可動を制限するネジを着けて終わりである。

 洗浄時に気づいたのだがこのカバーは以外なことにプラスチック製であった。またカタログにボディー部は軽量合金製と謳っているのにもかかわらず実際は、パンタ部がスチールであるなどカタログと異なる部分もあった。(参考にしたカタログが1985年度版だったからその間にマイナーチェンジしている可能性も否めないが...)

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ほとんどスチール製なのが大きいかもしれないが、油汚れを落とすだけでかなりピカピカになるものである。(おしまい)

ナイトライドのすすめ

ごきげんよう
皆様は自転車で夜な夜な走ったことがあるだろうか?

私は、年に数回だけだがナイトランを行っている。





正直、ナイトランは好きだ。





なんだろう......こう......上手く言語化できないけど、あの非日常感がたまんない。
言語化できないのは、ブロガーとしていかがなものと思うが、本当にあの非日常感がたまらん。
街灯のない真っ暗闇の山道を、ライトを点け、ただ一人自転車で走るのは、非日常そのものだ。
特に深夜帯に走ると、寝なくちゃいけないのに起きてる背徳感が合わさって、さらに非日常感が増す。
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いつもなら交通量が多い市街地も夜になると交通量が減っていつもとは違う趣を見せてくれる。
さらに、夜にパンク等のトラブルに見舞われると、普段よりも強い絶望感、不安を味わうが、それが後日記憶の中で美化されて、より一層非日常感に拍車をかける。
夜走っている時に、足がつった時はかなりの絶望を感じたが、今となってはいい思い出だ。
また、一度夜間走行中にパンクに見舞われ、チューブの交換をしたことがある。
パンクをしたときは、えぇ() うそ~() となったが、ルマン24時間で夜間にトラブルが発生したときみたいで、ちょっと面白かった。

街灯のない真っ暗な山道や田園地帯の道を走れば美しい夜空だって見える。
そんな場所を夜に走る機会があれば、一度止まってライトの電源を切ってみて欲しい。
晴れいて、月が出ていなければ、そこには美しい星空が広がっていることだろう。
空気が澄んでいる冬場であれば、より美しくより綺麗に。

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夜な夜な走って、日の出を迎え、そして朝日を浴びて走っている時に得られる達成感もナイトライドのいいところだ。

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そして夕方から夜へ変わっている風景を楽しめるのも、ナイトライドだけだ。
夕暮れに赤く染まった空が水面に反射するのは美しく、赤く染まった空と影で黒く染まった山々との対比もまた美しい。



夜な夜な一人で走るの怖くないのか?と思われる方も見えるだろう。


そりゃあ怖いに決まってる。


定番の”おばけこわい”もあるし、自分自身まだ遭遇したことないけど、野生動物との遭遇だってある。そして真っ暗闇の中でトラブルに見舞われたらどうしようという不安も。

ただ、定番の”おばけこわい”に関しては、全部ライトの仕業にしておけば怖さは克服できる。ライトの光が森の木々に当たってその影が人影っぽく見えているだけだからねw

また複数人で走るのも手だ。複数人で走れば”おばけこわい”は解消できるし、何かトラブルに見舞われた際の不安や絶望感も和らげてくれる。
何より夜というエッセンスが楽しいグループライドをより楽しいものにしてくれる。

本当にナイトライドは楽しい。そしてあの非日常感がたまらん。皆様も一度夜に自転車で駆けてみてはいかかだろうか。


朝熊山ハイク~後編~

みなまごきげんよう。今回は前回の続き、朝熊山山頂から展望台を目指し、下山する話。それでは、はじまり、はじまり~

 前回の記事はこちら

sanden-cyclist.hatenablog.com

 

 

朝熊山頂展望台を目指して下り始める。“山頂展望台”となっているが朝熊山の山頂に存在するわけではない。そしてちょっと離れている。

勾配は登っている時よりもきつく感じた。ほどなくして分岐にたどり着く。展望台へと向かいたいので直進する。そしてすぐにまた分岐と遭遇する。展望台は金剛證寺のさらに奥にあるので、金剛證寺と書いてある左方向へと足を進めた。

ここまで舗装路だった道が未舗装の道に戻った。登ってきた時のようにゴツゴツとした石の道ではなく、フカフカとした落ち葉と土が主体の登山道だ。所々で丸太が横たわっていて階段状になっている。たまにこれのせいで道から外れそうになるが、よく道を見れば自ずと進むべきところがわかる。

しばらく下り続けると鳥居が見えた。どうやら金剛證寺の裏手についたようだ。こちらもコロナの感染予防対策のために参拝停止になっている。道はよくわからないが、金剛證寺の中を通り抜ければ展望台へ行けそうな気がするので、中を通り抜けた。そして伊勢志摩スカイラインに出た。ここから道沿いに行けば展望台へ辿り着けるとは思うが、如何せん歩道がないので、来た道を引き返した。

再び中を通って先ほどの鳥居に戻る。来た時は見えなかったが、こちら側から見ると参拝者用駐車場の文字が。恐らくこちらからアクセスするのが正解だったのだろう。

スカスカな駐車場を抜けると展望台へアクセスする階段があり、そこを上ると朝熊山頂展望台についた。コロナ禍で人出が少なくなっているとは言っても、流石GWだ。展望台の駐車場はほぼ満杯だ。

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展望台からの景色を楽しむ。流石展望台と名を冠しているだけあって、山頂よりも眺めがきれいだ。ぐるっと回って行くとかの有名な天空のポストがあった。f:id:Sanden_cyclist:20210614181138j:image
カップルに混じって写真を撮る。
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オタクなので皆が見向きもせずに踏んでいる敷石も撮る。知る人は知っているが、このポスト近辺の敷石はかつて伊勢市内を走っていた路面電車のもの。軽く周りを見渡したが、説明の看板などはなかった。看板の一つぐらいあってもいいと思うのだが。

売店で少し補給をとる。500円の伊勢うどんが高く見えたので、食事は志摩うどんをチョイス。+150円で伊勢うどんに磯辺揚げ、あおさ、とろろ昆布が乗った感じだ。(伊勢うどんのたれではなく、だし汁になってるのもの違いの一つ)

注文してしばし待つ。様々なサイン色紙が飾られていた。
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完成したようだ。受け取る。熱々だ。美味しかった。

そして食後のデザート。もちろん登ってきたのでデザートはソフトクリーム一択だ。f:id:Sanden_cyclist:20210614181230j:image
天空ソフトクリーム350円

絞りがないせいか、巻ぐ......いやなんでもない。

やはり、頂上で頂くソフトクリームは格別だ。

展望台付近は遊歩道が整備されており、そこをふらっと散策する。パラグライダーの離陸場だろうか。開けた斜面が見えてきた。ここからだと伊勢平野が一望できる。

遊歩道の散策が終わったので、来た道を引き返す。奥の院によってみる。塔婆を見るために。そういえばここに一昨年亡くなった曾祖母の塔婆があることを思い出した。場所聞いとけば良かったな。

塔婆のサイズが大まかに三種類ぐらいあるように見受けられる。この大きさの違いは何だろうなと思っていたが、単純にお布施の額の違いによるものらしい。やはり、世の中金だ。奥の院は行き止りになっているので奥までいって引き返す。

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帰りは金剛證寺の中を抜けて旧参道から下山する。

今度参拝ができるときにもう一度来たいな。

旧参道は舗装路ではなく、未舗装だった。未舗装とは言え車両は走れそうなので昔は入口付近までバスが来ていたのだろか。暫く歩くと路面が荒くなり、その考えは消えた。

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途中何かの基礎らしき物が見受けられた。何なんだろうこれは。

旧参道って模式図を見た感じだとぐるっと回ってるから登らないだろうと思っていたが、意外と登る。そして山頂へと向かう分岐に戻ってきた。

下りも朝熊岳道を通る。また岩がメインの道になった。正直なところ登りより下りの方がキツイ。重力に引っ張られて身体が加速していく。登るときにすれ違った人の多くが走っていたのものなんとなくわかる。

黙々と登っている少年とすれ違った。小学校低学年ぐらいだろうか。かわいい。あともう一息だぞ少年。

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時々走りつつ、足を怪我しないように慎重に下っていく。登りと下りでは景色が違うなと思いつつ下る。
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40分程で下れた。やはり、これが重力の力なのだろか。

今回は一人で登ったが、次来るときは誰かと一緒に登りたいね。(おしまい)