今回はゾンダのリム交換をしたお話。調べてもなかなか出てこなかったので、備忘録として書いておきます。
目次
1,ZONDA死す
これは去年の10月の頭に志摩半島周遊山岳サイクリングに出かけた時のこと。最初の山岳ポイントである獅子ヶ岳の頂上付近で、グレーチングとグレーチングの間にタイヤがはまった。幸い上りで速度が低かったので、落車はせずに済んだ。一通り見る感じは問題なさそうだったので、そのまま上り続けた。
で、問題はここから。その後友人と共に下り始めたときのことだ。
リアブレーキを掛けると後ろから
パコン、パコン、パコン、パコン、パコン
と音が鳴ってくる。
さっき隙間に落ちたとき、リムのブレーキ面が傷ついたんやなと思い、少し走ったのち、後輪をチェックすると......
( ゚д゚)
アァァァァァァ()
リ、リムがへこんでるぅぅぅΣ(゚д゚lll)
この変形以外は特に問題がなかったため、この日は最後まで走り切った。
2,へこみを埋めて直そうとするが......
最初に考えたのは、へこんだ部分をメタルパテで埋めたのち整形して治す方法
早速Amazonでメタルパテを取り寄せ、作業に取り掛かる。
1.リム表面の隆起部をカッターで軽く削る
2.フック部の表面処理を地金が見えるまで削り落とす
3.パテを盛る
4.パテとリム面を削って整形
これでブレーキをかけても音がしなくなった。
ホイールが多少振れてたので、後日ニップル回しで振れを取る。
振れ取り作業中リムを触っていたらあることに気づいた。
あっ()ブレーキ面やない所まで変形しとる
つまり、ホイールを買いなおすか、修理する必要に迫られたのである。
ガイツーが使えなくて、かつ金欠の自分には修理という選択肢しかない。
3,ZONDA修理に出る
幸いカンパニョーロのホイールは取扱店に持っていけば修理してくれるので、近所のカンパニョーロ取扱店に持って行った。近所に取扱店あって良かった~
持ち込んで見積もりを取って貰った。ホイールを預けて一週間ほどで見積りが届いた。
後輪リムの価格:24,192円
作業工賃:4,950円
ひぃぃ(-_-;)リムのお値段結構するなぁ。ZONDAの定価の7割近くは、リムの値段とちゃうか?(定価:66,000円)でも作業工賃、特殊なホイールの割には安い気がする。(このリム、ニップルをつけるときは、ニップルに専用工具装着して、それを一個づつ磁石でツーと引っ張ってつける必要があるめんどくさ~いホイール)
そのまま二つ返事で修理をお願いした。
そして約一か月後、自転車屋さんから連絡が。
ZONDAがピカピカのリムを纏って帰ってきた!
これでまたZONDAを使うことが出来る。
4,まとめ
- ホイールが変形したら目視だけでなく、触診もすること
- 変形したホイールは十中八九修理 or 買い替える必要がある
- カンパニョーロのホイールは取扱店で部品交換、修理が可能
- ZONDAのリム価格は24,192円(2020年10月時点)
よい子のみんなはホイールを変形させたら直ぐ自転車屋へ持ち込むのだぞ!(戒め)
(おしまい)