薬学生のサイクルブログ

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レビュー モンベル チャチャパック35

お題「#新生活が捗る逸品」モンベル チャチャパック35

みなさまごきげんよう。新学期が始まって早一週間が経ちました。今回は「新生活が捗る逸品」というお題に従って、私が通学に使用しているザックを紹介します。私の用途からするとなかなかの逸品です。それでは、はじまり~

 

購入動機と私が通学に登山用ザックを使う理由

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現在、私が通学に使用しているこのザックは三代目。購入から1年と数か月ほどの月日が流れております。ざっくりした購入動機としては先代のザックのフレームがご臨終し買い替える必要が出てきたから。

「え、通学に使用するだけやのに、なぜ登山用リュック?」と思われるかもしれないが、それにはちゃんとした訳がある。それは身体への負担を軽くするためだ。

さて、わたくしは一介の大学生であるわけだが、薬学生であるために教科書の量が多い。
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どのくらいかと言えばこのくらい。

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実験がある日は実験用具が加わってこのくらい。

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更に私の場合は毎日PCとACアダプターを持ち歩いているので、もう少し荷物が増える。(これでも必要最低限にしてるつもり)

まぁこんなだけの教科書とPCを持ち歩くとなると重量もそれなりになってくる。f:id:Sanden_cyclist:20210419115220j:image
これはある日のザックの重量。13Kgもある。この日は大学のブックストアで取り寄せた参考書の受け渡し日だったため、これ程まで重量がかさんだわけであるが、普段の日でも8~10Kg程重量がある。私は、大学まで徒歩と電車で通学している。これほどの重量になると、ごく一般の通勤用リュックでは肩への負担が大きい。そして一か所へと負担が集中すると身体も疲れやすい。必然的にヒップベルトが必要になってくる。それも簡易的なものではなく、しっかりとしたピップベルトだ。初代から二代目に変更した理由もこれだ。このベルトがあるだけで、体への負担もかなり変わってくる。だって体全体で荷物を支えることができるからね。

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 少し話がそれるが、ザックにはベンチレーション機能がついたものがある。ザックで通学している方ならお判りいただけると思うが、夏場になると背中が汗でびしょびしょになる。それを防ぐためのものだ。先代のザックにはこれが付いていた。だが、これがあってないようなもので、確かにメッシュの部分は蒸れずに汗をかかないが、メッシュでないところはガッツリ汗をかいてしまう。更に背面に空間を作るためにフレームが湾曲しており、教科書やファイルならまだしも、PC等の大きくて曲げれない物を入れるのが少し厄介である。蒸れないのはいいが、ベンチレーション付きザックは通学用途にはあまり向いていない。

 ゆえにベンチレーション無しで、しっかりとしたヒップベルトが付いているものが候補になってくる。メーカーはコスパの良さからモンベルに決めた。サイズは30~35Lクラスのものを。30L無くても基本的には事足りるが、教科書販売などちょっとしたことで簡単にキャパオーバーになってしまう。極力歩くときは両手を開けておきたいからね。

 この条件に当てはまるザックはキトラパック、チャチャパック、ヌプリパックの三種類になる。教科書やPCを入れて運ぶという運用上、一気室の方がいいのでチャチャパックになった。サイズは大は小を兼ねるということで、35Lとした。

 注文から二日で届いた。代引きというのもあるだろが、モンベルの直販早い。

いい点

ここまで前置きが長かったが、本題に入っていこう。まずはいい点から。

メインの荷室にファスナーがない

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 35Lクラスの登山用ザックなので、ファスナーではなく、ドローコードで縛って上から雨蓋で覆う形でメイン荷室を閉める。荷物が多い時にこれがなかなか役に立つ。ファスナーだと荷物が多い時、自重でファスナーが締めにくくなったり、中身がファスナーに嚙んだりするが、それらが一切ない。また開口部が広い。

バックアクセスが付いてる

 教科書やPCを主に入れているためあまり使うことがないが、雨蓋を開閉せずに荷室へアクセスできるようにU字型のファスナーが付いている。
メインの荷室に結局ファスナー付いてるやんけ、と思われるかもしれないが、その通りです()でも荷物の出し入れであまり使わないので実質ファスナー無しですw

 荷物のおさまりが悪い時にここを開けて調整したり、白衣等の服を入れている時はここから取り出せたりするので便利である。まぁただ止水ジッパーでないのでここから浸水してく可能性が高いけど。

コンプレッションポケットがある。

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 実はチャチャパック35にした決め手の一つ。フロントポケットと本体の間にポケットが付いている。メーカーのカタログにはウインドブレーカーやレインウエアなどを挟んでおくことができますと書いてあるが、私はもっぱら授業資料が入ったクリアファイルをはさんでいる。電車の中で復習をするときにザックを開けなくても取り出せるので結構便利。

雨蓋のポケットが意外と便利

ファスナー位置がよく考えられていて、ザックを降ろさなくても物が取れる。そもそも背負った状態で取り出すことは想定させていないようなので、ファスナーを開けるのにコツがいるが、降ろさなくても取り出せるメリットは大きい。

 あまりよくない点

多少良くない点があるので、次はそれを紹介していきます。

ショルダーベルトが緩みやすい

歩いているときに問題になることはないのだが、走ったときにショルダーベルトが結構緩んでくる。感覚としては200~300m走ったぐらいで緩んでくる感じ。恐らくベルトとバックルの相性が悪いのだろう。

当然だがミニポケットがない

 このザックは普通な登山用リュックのため、タウンユース用のモデルに付いているミニポケットの類が一切ない。正直難癖をつけるレベルの話であるし、自分も無くて困っているわけではない。ただ、登山用ザックを通学用途で使うということは、こういった装備が無いことを覚悟しておいた方がいい。

まとめ

全体的にはとても良いザックです。よくない点として挙げた項目もそこまで悪くないので。
(おしまい)