薬学生のサイクルブログ

とある薬学生がのんびり気ままに書くブログ

コラム ”一年のうちに遊んでおけ”って言い方が気に入らない

今週のお題「試験の思い出」

弊薬学部だけかもしれないけど、よく言われる「学年が上がると遊べなくなるから若い学年のうちは遊んどけ」って教え、真に受けるとドツボに嵌る。僕はこの言い方が好きではないし、むしろ若い学年(1~2年)こそ勉学に励むべきだ。賢くない僕が偉そうに言えることではないけど。

確かに、時の流れは早いもので、あっという間に学年は上がるから、遊びたい時に遊ぶのはとても大事。
けど、それは忙しくなるからではなく、次の機会がないかもしれないから。
ここ2年のコロナ禍のように。

ぶっちゃけ言うと、学年が上がっても学期中の休日は普通に遊べる。仮に休日が忙しくて遊べなかったとしても、我々学生には長期休みがある。そこで遊んでしまえばいいだけの話だ。趣味を満喫し、余暇を優雅に過ごすことは、なんら難しことではない。

ただそれを実現するために、再試にならないことが必須なだけだ。だが、あいにく薬学部は、比較的専門科目の再試率が高い学部。上位学年になると再試がない方が珍しいなんてこともザラにある学部だ。故に若い学年のうちは遊んどけって言われるのだろう。

しかし、逆だ。

遊びたければ、若い学年のうちこそ勉学に励め、と言いたい。

時間の余裕がある低学年のうちに自分に見合った勉強法を見出しておけば、余暇を楽しみつつ学期を過ごし、試験に挑んでも、さほどのことがない限り再試にはならない。

しかしながら、これを見いだすのはトライアンドエラーの繰り返しで、ある程度の勉強量が必要だ。時間に余裕がある低学年の内は、多少のエラーがあったとしても取り返せるだろう。だが、学年が上がってからそれを見出そうとして、何かしらのエラーを犯したとき、するべきことが多いがゆえにそのエラーが大きな命取りになることがある。

また、学年が上がると、レポート等の課題が課される科目が増えてくる。それらに追われて時間がァァァ無いィィィ()とか、今日はもう寝ない、オールする!というのも往々にしてあるが、それも早いうちに自分のスタイルさえ確立できていれば、どうにかなる。

さらに、低学年の科目は基礎的なものが多く、ここをしっかりと押さえておくと、上位学年になった時、学修がいくぶん楽になる。

だから、若い学年のうちこそ勉強すべきだ。

最後に、学修スタイルを確立する意味でも、バイトしたいなら早く始めた方がいいよw