今週のお題「防水グッズ」
今回は山遊び用兼雨天時用の靴として使っているモンベル、マウンテンクルーザー200のレビューになります。
モンベルのゴアテックス採用、ハイキング向け、ミドルカットのシューズです。
購入動機
以前から山遊びで使用していたトレッキングシューズのソールが剥がれ始めたことと、通学用に雨天時でも濡れない靴を求めて購入。足型が合わないことを恐れて実店舗にて購入したのだが、ショップのなかで一番安いモデルだったような気がする。
メリット
水溜まりで濡れない
透湿防水素材のパイオニアであるゴアテックスをこの靴は採用している。そのため、縫い目から水が染みてきて靴下が濡れるなんてことがない。だから、ガツガツ水溜まりに突っ込んでいっても靴の中が濡れない。不意に現れる水たまりもへっちゃらである。水溜まりに突っ込んでも濡れないものだから、雨の日が楽しくなった。いや、水溜まりの中に足をバシャッと入れるのが楽しくなったというほうが合っている。学友から「小学生みたいだ。」と言われるが、まさしくその通りである。
濡れ場でのグリップ力
弊校、レンガ敷きの場所やタイル敷きの場所がキャンパス内に所々存在する。むしろアスファルト舗装のところより多いかもしれない。しかし、厄介なことにレンガやタイルの表面に薄い苔が生えているものだから、路面が濡れているとよく滑る。幸い滑って転倒したことはないが、転倒しかけたことは何度もある。走っていたわけではない。歩いていてもこうなる。
この靴、ソールにモンベル御自慢のトレールグリッパーを採用している。濡れた岩場で滑らないことが結構有名なソールで、購入時、店員さんにもそう薦められた。
そのソールを採用したこの靴を滑りやすい箇所が存在するキャンパスに投入したところ、本当に滑りにくい。たまに苔の方が勝つことがあって滑ることがあるが、それもごく希に生じる程度だ。履き始めた頃、滑りにくくてとても感動した記憶がある。
脱ぎ履きが容易
ミドルカットとかハイカットの靴ってローカットの靴と違ってちゃんと靴紐を解いて緩めないと脱ぎ履きできない。以前使っていたトレッキングシューズも靴紐を緩めにくくて、それに起因する脱ぎ履きのし難さにストレスが溜まっていた。それがこの靴、靴紐を緩めやすいため、脱ぎ履きがとてもしやすい。脱ぎ履きのストレスから解放された。靴紐に細いものを使っているのと、紐が穴をではなく、ループの中を通っていることに起因しているのでは?と個人的には推察している。
足首付近の生地が薄い
トレッキングシューズは往々にして足首付近の生地が厚いことが多いのだが、この靴の場合、その付近の生地が薄くなっている。そのため、もっさり感がない。生地が薄いとホールドに不安を感じるかもしれないが、生地の薄さを感じさせない程にホールド感もよい。
デメリット
交換不可の靴底
モンベルのトレッキングシューズはソールの交換対応ができる製品が多いのであるが、この靴はそれの対象外である。ショップの在庫がこれか、ハイカットの靴しか無かったので仕方なかったとはいえ、購入してから気づいたのでかなり後悔している。
靴紐が長い
この靴、付いている靴紐が長い。そのため、蝶結びで結ぶ場合、輪を大きめに作っておいた方がいい、そうしないと歩行時に紐を踏んでほどけてしまう場合がある。メーカー推奨の結び方で結べば多少は改善されるのかもしれないが、それにしても長いように感じる。
総合評価
靴紐が長いので結ぶときに注意が必要であるが、ソールの交換不可は日常的な使用において気にならないデメリットであるので、総合評価としては他人に薦めたいよいものである。デザインもモンベルにしてはかなりいい方だしね。
あとこの靴、靴跡がハートになるのがカワイイ。(おわり)