薬学生のサイクルブログ

とある薬学生がのんびり気ままに書くブログ

朝熊山ハイク~後編~

みなまごきげんよう。今回は前回の続き、朝熊山山頂から展望台を目指し、下山する話。それでは、はじまり、はじまり~

 前回の記事はこちら

sanden-cyclist.hatenablog.com

 

 

朝熊山頂展望台を目指して下り始める。“山頂展望台”となっているが朝熊山の山頂に存在するわけではない。そしてちょっと離れている。

勾配は登っている時よりもきつく感じた。ほどなくして分岐にたどり着く。展望台へと向かいたいので直進する。そしてすぐにまた分岐と遭遇する。展望台は金剛證寺のさらに奥にあるので、金剛證寺と書いてある左方向へと足を進めた。

ここまで舗装路だった道が未舗装の道に戻った。登ってきた時のようにゴツゴツとした石の道ではなく、フカフカとした落ち葉と土が主体の登山道だ。所々で丸太が横たわっていて階段状になっている。たまにこれのせいで道から外れそうになるが、よく道を見れば自ずと進むべきところがわかる。

しばらく下り続けると鳥居が見えた。どうやら金剛證寺の裏手についたようだ。こちらもコロナの感染予防対策のために参拝停止になっている。道はよくわからないが、金剛證寺の中を通り抜ければ展望台へ行けそうな気がするので、中を通り抜けた。そして伊勢志摩スカイラインに出た。ここから道沿いに行けば展望台へ辿り着けるとは思うが、如何せん歩道がないので、来た道を引き返した。

再び中を通って先ほどの鳥居に戻る。来た時は見えなかったが、こちら側から見ると参拝者用駐車場の文字が。恐らくこちらからアクセスするのが正解だったのだろう。

スカスカな駐車場を抜けると展望台へアクセスする階段があり、そこを上ると朝熊山頂展望台についた。コロナ禍で人出が少なくなっているとは言っても、流石GWだ。展望台の駐車場はほぼ満杯だ。

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展望台からの景色を楽しむ。流石展望台と名を冠しているだけあって、山頂よりも眺めがきれいだ。ぐるっと回って行くとかの有名な天空のポストがあった。f:id:Sanden_cyclist:20210614181138j:image
カップルに混じって写真を撮る。
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オタクなので皆が見向きもせずに踏んでいる敷石も撮る。知る人は知っているが、このポスト近辺の敷石はかつて伊勢市内を走っていた路面電車のもの。軽く周りを見渡したが、説明の看板などはなかった。看板の一つぐらいあってもいいと思うのだが。

売店で少し補給をとる。500円の伊勢うどんが高く見えたので、食事は志摩うどんをチョイス。+150円で伊勢うどんに磯辺揚げ、あおさ、とろろ昆布が乗った感じだ。(伊勢うどんのたれではなく、だし汁になってるのもの違いの一つ)

注文してしばし待つ。様々なサイン色紙が飾られていた。
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完成したようだ。受け取る。熱々だ。美味しかった。

そして食後のデザート。もちろん登ってきたのでデザートはソフトクリーム一択だ。f:id:Sanden_cyclist:20210614181230j:image
天空ソフトクリーム350円

絞りがないせいか、巻ぐ......いやなんでもない。

やはり、頂上で頂くソフトクリームは格別だ。

展望台付近は遊歩道が整備されており、そこをふらっと散策する。パラグライダーの離陸場だろうか。開けた斜面が見えてきた。ここからだと伊勢平野が一望できる。

遊歩道の散策が終わったので、来た道を引き返す。奥の院によってみる。塔婆を見るために。そういえばここに一昨年亡くなった曾祖母の塔婆があることを思い出した。場所聞いとけば良かったな。

塔婆のサイズが大まかに三種類ぐらいあるように見受けられる。この大きさの違いは何だろうなと思っていたが、単純にお布施の額の違いによるものらしい。やはり、世の中金だ。奥の院は行き止りになっているので奥までいって引き返す。

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帰りは金剛證寺の中を抜けて旧参道から下山する。

今度参拝ができるときにもう一度来たいな。

旧参道は舗装路ではなく、未舗装だった。未舗装とは言え車両は走れそうなので昔は入口付近までバスが来ていたのだろか。暫く歩くと路面が荒くなり、その考えは消えた。

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途中何かの基礎らしき物が見受けられた。何なんだろうこれは。

旧参道って模式図を見た感じだとぐるっと回ってるから登らないだろうと思っていたが、意外と登る。そして山頂へと向かう分岐に戻ってきた。

下りも朝熊岳道を通る。また岩がメインの道になった。正直なところ登りより下りの方がキツイ。重力に引っ張られて身体が加速していく。登るときにすれ違った人の多くが走っていたのものなんとなくわかる。

黙々と登っている少年とすれ違った。小学校低学年ぐらいだろうか。かわいい。あともう一息だぞ少年。

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時々走りつつ、足を怪我しないように慎重に下っていく。登りと下りでは景色が違うなと思いつつ下る。
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40分程で下れた。やはり、これが重力の力なのだろか。

今回は一人で登ったが、次来るときは誰かと一緒に登りたいね。(おしまい)