薬学生のサイクルブログ

とある薬学生がのんびり気ままに書くブログ

朝熊山ハイク~前編~

みなさまごきげんよう。月曜の更新をうっかり忘れておりましたw

今回はGW中に朝熊山へ登ってきた話。それでは、はじまり、はじまり~

 

 

 

GW中どこかへソロライドでも行こうと思ってたが、ZONDAを自転車屋に預けているし、弊校五月末まで再び遠隔講義になったので、無理してソロライド行く必要がなくなった。でも、かと言って家でダラダラゴロゴロ過ごすのもいいが、それだけではちょっと面白くない。





久しぶりに三郷山に行ってみるか。




行く前日にこの事を家族に話した。すると父から「入口まで車で送ってこか」とのこと。三郷山は送迎してもらって迄行くようなところではない。それなら朝熊山を登る。
朝熊山も送迎無しでいけるところだけどw)

 そのような訳で朝熊山に変更になった。

 翌日、いつも通りに起きて、まったり朝食を食べ、山を登る準備をした。朝熊山は標高555mとそこまで高い山ではないので軽装でも登れる。5月になり、暖かくなったとはいえ、怪我防止のために長袖とタイツを履いていく。ザックには水筒と携帯、モバイルバッテリー類、あと念のための雨具を入れておいた。

車で登山口まで送ってもらった。登山口にはおおよそ9時過ぎに到着。そこからトイレをして、メガネをスポーツグラスに変えて登山道に入っていった。この時の時刻9:07。f:id:Sanden_cyclist:20210603165223j:imageどのくらいで山頂まで登れるだろか?実はわたくし朝熊山を登るのは今日が初めてなのである。

登山道を進んでいく。木が生い茂ってるので、落ち葉でフカフカな登山道だろうと思っていたら、ゴツゴツとした岩場の登山道が続く。
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下りで足を取られそうだ。そこから300、400mばかり歩いたところだろうか。登山道がゴツゴツとした岩場から、大きな石ころと土の登山道に変わった。相変わらず、足の置き方を間違えるとバランスを崩しそうになるが、先ほどより幾分か登りやすい。

8町の標石を少し過ぎたあたりで道が分かれる。迷いたくないのですかさず地図を確認。事前にダウンロードしてあるので電波が入らなくても地図を確認できる。だが、スマホを見てみるとどうやら電波が入るらしい。しかもアンテナ4本だ。意外w 感覚的には真っ直ぐ登るのが合ってそうなのだが、地図を見ると右に曲がるのがあっているようだ。危ない、危ない。地図に従って右に曲がった。そしてしばらく登ると別の道と合流した。どうも先ほどの分岐を直進するとここで合流するようだ。そのまま上り続ける。

まだ9時台だが、時たま下山する人たちとすれ違う。そしてすれ違う人のほとんどは走って下っている。石が転がっていて、勾配もなかなかあるのに凄いな。

登り始めて30分ほど経ったところだろうか、旧朝熊登山鉄道の索道線跡にたどり着いた。近くには説明書きの看板も立てかけてあり、知らない人でも、ここにかつてケーブルカーが走っていたことをうかがい知れる。
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看板にも書いてあったようにかつての索道線の跡はかなり朽ち果てている。路盤の石垣にも草が生い茂っていて、一部しか確認できない。また、当時の架線柱だろうか。錆びた鉄塔らしきものが倒れている。長い時間をかけて、徐々に自然に飲み込まれている。振り返って山の下側を見てみる。下側はもっと草が生い茂っていて石垣すら確認することができない。
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だが索道線跡のお陰で木々が立ってなく、伊勢平野を一望まではいかないが、眺めることができる。ここまでそういえば水分補給をしてこなかったのでザックから水筒を取り出し水を飲んだ。

水筒をザックにしまって再び登り始める。索道線跡を跨ぐ橋を渡ってから、勾配がきつくなったように感じる。

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こいのぼりがつるされていた。あ、そうか。明日はこどもの日か。
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姿は見えないがカエルがゲコゲコ鳴いている。そしてまたこいのぼりがかけられていた。

道が二手に分かれる。見た感じどちらを選んでも問題なさそうなので、勾配がゆるそうなつづら折りの道を選ぶ。

索道線跡から緩かった勾配は、この辺りから再びきつくなり始めた。足元を確かめながら、確実に一歩一歩進んでいく。

石垣と開けた広場が見えてきた。登山道入り口から約2.4Kmここで宇治岳道と合流。未舗装だった道が舗装路に変わり勾配が緩くなった。一車線分しか道幅がないが、剣峠と違ってかなり道がきれいだ。

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かつて、この場所には茶屋と旅館があったらしく空き地が広がっている。

少し進むと道が二手に分かれる。右に進むと金剛證寺への旧参道、左に進むと朝熊山の山頂らしい。山頂に向かうのでもちろん左に進む。

先ほどから木の背丈が低い気がする。よく木を凝視してみる。詳しくは判らないが針葉樹だ。やはり、背丈が低い。気のせいではなかった。

しばらく進むと再び分岐が表れた。山頂は左なので、左に進む。勾配がきつくなり始めた。鉄塔が見えてきた。伊勢中継局の鉄塔だ。そして山頂に着いた。このとき10:00。おおよそ50分弱で登れた。
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山頂に神社があるのだが、コロナの感染対策のため、5/9まで参拝を停止しているようだ。コ…コロナめ......

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山頂からの景色を少し堪能してから。展望台へ向かうために山を下り始めた。
(つづく)

sanden-cyclist.hatenablog.com