薬学生のサイクルブログ

とある薬学生がのんびり気ままに書くブログ

春休みラストライド Part2

  みなさまごきげんよう。前回、春休み期間ラストライドとして、鳥羽展望台へ向かうことを決めた。今回は伊勢から15Km、安楽島に入った所から!それでは、はじまり、はじまり~

前回のライドレポートはこちら

sanden-cyclist.hatenablog.com

 



1.今日、元気ないわ

 鳥羽ハロー付近で167号線と別れ、安楽島方面へと進む。やはり、向かい風が強くてなかなかスピードが出ない。一瞬、ここで引き返して鳥羽城址に桜を見に行くことが頭によぎる。だが、鳥羽展に向けてペダルを回し続ける。自分よえらい。今日は自己肯定感がやたらと高い日のようだ。いつもなら大したことがないちょっとした登りも向かい風が相まって今日はきつく感じる。

 鳥羽エクシブ前を通過したあたりからアップダウンが激しくなり始める。下りで勢いをつけ、登りではそれを使用しクリアしていく。下りでは小刻みな切り返しを要求されるところがある。リズミカルに体重移動するのが楽しい。アスファルトが若干ひび割れ、路面状況がやや悪いのでライン取りが難しい。

 今浦町に入り、麻生の浦大橋までやって来た。ここからいよいよパールロードである。麻生の浦大橋は何故か片側交互通行だった。今日は土曜日なので工事による片側交互通行ではなさそうだった。ハロー前辺りから「麻生の浦大橋重量制限 8t以上通行禁止」というような看板があったので、おそらくはそういうことだろう。

 パールロードの入ってすぐ4~5%の登りが現れる。きつい。ここから展望台まではしばしの苦行タイムだ。所々に下りはあるものの、一気に降下する。また激しく上る必要がある。アップダウンがとても激しい。パールロードは県内外問わず風光明媚な観光道路として知られているが、近隣の自転車乗りからすれば、ハードなトレーニングスポットである。少なくとも自分の中では。

 踏み続けると疲れてくるので、ペダルを回し続ける。最初の展望台でパシャリ。
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今日は天気が良くて、海もとても綺麗だ。撮った写真が暖色系だった。知らない人にこれを見せて「これ沖縄の写真なんです」と言ったら騙せそうである。

 再びペダルを回し始める。石鏡のガソスタを少し過ぎたあたりで、先ほど抜いていった車が止まっている。何かトラブルでも発生したのだろうか?車は自分が追いついた辺りで再び進み始めた。自分もゆっくりと進んでいくとバイクが事故を起こしていた。(排気量は解らなかったがニンジャ)車も数台止まっていたが、見た感じ救援で、バイクの単独事故のようだ。フロントホイールが完全に壊れている。ライダーさんも無事そうだった。救急車のサイレンの音が聞こえてくる。もう近くまで来ているのだろう。そのまま進み続けるとポセイドンの辺りですれ違った。やはり、近くまで来ていたようだ。

 少し進むと再び下り、また登る。この登りが一番きつく、またこれが鳥羽展まで続く。時々ダンシングを挟みつつ、シッティングで上り続けた。今日は登りでは何も叫ばなかった気がする。いつもなら苦しさを紛らわすために叫んじゃうのに。余裕がないと言っても精神的な余裕はあるようだ。鳥羽展望台まで2.0Kmという看板が1.0Km、0.5Kmと減っていく。これは頂上までの距離ではなく、鳥羽展望台へ向かう分岐までの距離なのだが、あるだけでありがたい。だって終わりが見えているのだから。

 乳酸が溜まってくるキツさに耐えつつ、ペダルを回し続けると分岐までたどり着いた。ここから勾配がかなり緩くなる。ラストスパートだ。少しばかりスピードを上げて回し続ける。着いた。
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海がきれいだ。伊勢から30Km。鳥羽といえどそれなりに距離がある。
(つづく)

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