薬学生のサイクルブログ

とある薬学生がのんびり気ままに書くブログ

朝熊山ハイク~前編~

みなさまごきげんよう。月曜の更新をうっかり忘れておりましたw

今回はGW中に朝熊山へ登ってきた話。それでは、はじまり、はじまり~

 

 

 

GW中どこかへソロライドでも行こうと思ってたが、ZONDAを自転車屋に預けているし、弊校五月末まで再び遠隔講義になったので、無理してソロライド行く必要がなくなった。でも、かと言って家でダラダラゴロゴロ過ごすのもいいが、それだけではちょっと面白くない。





久しぶりに三郷山に行ってみるか。




行く前日にこの事を家族に話した。すると父から「入口まで車で送ってこか」とのこと。三郷山は送迎してもらって迄行くようなところではない。それなら朝熊山を登る。
朝熊山も送迎無しでいけるところだけどw)

 そのような訳で朝熊山に変更になった。

 翌日、いつも通りに起きて、まったり朝食を食べ、山を登る準備をした。朝熊山は標高555mとそこまで高い山ではないので軽装でも登れる。5月になり、暖かくなったとはいえ、怪我防止のために長袖とタイツを履いていく。ザックには水筒と携帯、モバイルバッテリー類、あと念のための雨具を入れておいた。

車で登山口まで送ってもらった。登山口にはおおよそ9時過ぎに到着。そこからトイレをして、メガネをスポーツグラスに変えて登山道に入っていった。この時の時刻9:07。f:id:Sanden_cyclist:20210603165223j:imageどのくらいで山頂まで登れるだろか?実はわたくし朝熊山を登るのは今日が初めてなのである。

登山道を進んでいく。木が生い茂ってるので、落ち葉でフカフカな登山道だろうと思っていたら、ゴツゴツとした岩場の登山道が続く。
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下りで足を取られそうだ。そこから300、400mばかり歩いたところだろうか。登山道がゴツゴツとした岩場から、大きな石ころと土の登山道に変わった。相変わらず、足の置き方を間違えるとバランスを崩しそうになるが、先ほどより幾分か登りやすい。

8町の標石を少し過ぎたあたりで道が分かれる。迷いたくないのですかさず地図を確認。事前にダウンロードしてあるので電波が入らなくても地図を確認できる。だが、スマホを見てみるとどうやら電波が入るらしい。しかもアンテナ4本だ。意外w 感覚的には真っ直ぐ登るのが合ってそうなのだが、地図を見ると右に曲がるのがあっているようだ。危ない、危ない。地図に従って右に曲がった。そしてしばらく登ると別の道と合流した。どうも先ほどの分岐を直進するとここで合流するようだ。そのまま上り続ける。

まだ9時台だが、時たま下山する人たちとすれ違う。そしてすれ違う人のほとんどは走って下っている。石が転がっていて、勾配もなかなかあるのに凄いな。

登り始めて30分ほど経ったところだろうか、旧朝熊登山鉄道の索道線跡にたどり着いた。近くには説明書きの看板も立てかけてあり、知らない人でも、ここにかつてケーブルカーが走っていたことをうかがい知れる。
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看板にも書いてあったようにかつての索道線の跡はかなり朽ち果てている。路盤の石垣にも草が生い茂っていて、一部しか確認できない。また、当時の架線柱だろうか。錆びた鉄塔らしきものが倒れている。長い時間をかけて、徐々に自然に飲み込まれている。振り返って山の下側を見てみる。下側はもっと草が生い茂っていて石垣すら確認することができない。
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だが索道線跡のお陰で木々が立ってなく、伊勢平野を一望まではいかないが、眺めることができる。ここまでそういえば水分補給をしてこなかったのでザックから水筒を取り出し水を飲んだ。

水筒をザックにしまって再び登り始める。索道線跡を跨ぐ橋を渡ってから、勾配がきつくなったように感じる。

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こいのぼりがつるされていた。あ、そうか。明日はこどもの日か。
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姿は見えないがカエルがゲコゲコ鳴いている。そしてまたこいのぼりがかけられていた。

道が二手に分かれる。見た感じどちらを選んでも問題なさそうなので、勾配がゆるそうなつづら折りの道を選ぶ。

索道線跡から緩かった勾配は、この辺りから再びきつくなり始めた。足元を確かめながら、確実に一歩一歩進んでいく。

石垣と開けた広場が見えてきた。登山道入り口から約2.4Kmここで宇治岳道と合流。未舗装だった道が舗装路に変わり勾配が緩くなった。一車線分しか道幅がないが、剣峠と違ってかなり道がきれいだ。

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かつて、この場所には茶屋と旅館があったらしく空き地が広がっている。

少し進むと道が二手に分かれる。右に進むと金剛證寺への旧参道、左に進むと朝熊山の山頂らしい。山頂に向かうのでもちろん左に進む。

先ほどから木の背丈が低い気がする。よく木を凝視してみる。詳しくは判らないが針葉樹だ。やはり、背丈が低い。気のせいではなかった。

しばらく進むと再び分岐が表れた。山頂は左なので、左に進む。勾配がきつくなり始めた。鉄塔が見えてきた。伊勢中継局の鉄塔だ。そして山頂に着いた。このとき10:00。おおよそ50分弱で登れた。
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山頂に神社があるのだが、コロナの感染対策のため、5/9まで参拝を停止しているようだ。コ…コロナめ......

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山頂からの景色を少し堪能してから。展望台へ向かうために山を下り始めた。
(つづく)

sanden-cyclist.hatenablog.com

 

洗浄瓶のすすめ

ごきげんよう

 

 

 

いきなりだが、皆様は洗浄瓶をご存じだろうか?

 

 

 

理系学徒の皆様なら実験室で一度や二度、いや、いつもお目にかかるあれだ。
そう、精製水や洗剤が入っているソフトボトルみたいなやつ。

文系の皆様でも中高の実験で使ったことがあるかも知れない。

今回はそんな洗浄瓶を”いいぞ”する記事だ。

 

家で 洗浄瓶を何に使うねん。
と思われる方も多いだろう。

私はもっぱら洗浄瓶をその名の通り洗浄に使っている。汚れたチェーンの洗浄にだ。

便利で楽だから使っているわけではない。

使った方なら分かると思うが、洗浄瓶はどちらかと言えば使い勝手の悪い道具だ。少なくとも私自身はそう思っている。内容物を出すには握力を必要とするし、その握力の割に内容物が排出される速度と量は......あまり速くな、いや遅く少ない。

実験の後片付けで試験管を数十本洗う必要があるときは、とても面倒くさいし、時間も掛かる。

この面倒くささは家庭での皿洗いの面倒くささとはちょっと違う。

実験において試験管を洗う際も、洗剤で洗った後にすすぐのだが、そのすすぎの回数が尋常じゃない。まず水道水で3回ほどすすいだ後、精製水で5回から十回ほどすすぐ。当然だが、この精製水は洗浄瓶の中に入っている。

つまり、すすぐのにそれなりの労力を必要とする。

そしてその労力の割にとても時間がかかる。ある学友はしびれを切らし、洗浄瓶のキャップを外して豪快に精製水を掛けるていたほどだ。(この子意外と豪快なんやなぁと思った。)

 

 

だが、私はそんなちょっと不便な洗浄瓶を使う。

 

 

ディグリーザーで漬け置きした後、ディグリーザーと隙間に挟まった細かな汚れを洗い流すために。

さっきから洗浄瓶は不便だと散々書くぐらいなら、ホースやじょうろを使えばいいではないか、と思う方もいるだろう。

確かに、使いにくい道具だ。しかし、それなりのメリットがある。だから私はチェーン洗浄に洗浄瓶を用いている。

ところで、私の自転車のフレームはクロモリだ。もっと端的に言えば鉄だ。
そう洗浄時、水で洗ったあとは水気を取らないと錆びるということだ。

ホースやじょうろだと使い方にもよるが、かなりの広範囲に水をかけてしまう。それだけ、水気を取る面倒くさい作業が増えてしまう。だが、洗浄瓶であれば、ピンポイントでチェーンだけに水をかけることができる。その分作業量が減る。そして隙間やコマに溜まっている細かな汚れもよく洗い流せる。さらに、コンパクトで持ち運びがしやすい。私が使用している1Lのものでもそれ程大きくない。(当然といえば、まぁそうなるのだが)

また、欠点が転じて利点となってるところもある。

握力を必要とする割に水の排出量がそれほど多くない。この洗浄瓶の使い勝手を悪いと感じさせる一番の要因が、実はちょっとしたメリットとなる。

 

 

 

それは節水だ。

 

 

 

洗浄瓶を導入するまで1L程の容量があるじょうろを使用していた。だが、思いのほか水を使う。一度汲むだけでは足りず、三度くらい汲んでいた。しかし洗浄瓶であれば、一度水を汲むだけで事足りる。だいたい300~500mLあれば十分だ。初めて洗浄瓶を使ったとき、その節水効果にとても驚いたものだ。使用量を抑制するために、精製水を飲むと腹を下すという都市伝説が流布される程、作るのに手間とコストがかかる精製水が洗浄瓶に入っているのも納得だ。(実際の精製水は飲んでも腹を下さないです。)

確かに使い勝手はいいとは言えない。しかし、それを超える魅力がある。皆様も洗浄瓶を使ってみてはいかがだろうか?ホームセンターであれば、1Lの物が600円台から売っている。理系の友キムワイプと並んで簡単かつ、手頃な価格で入手できる実験器具の一つだ。ホームセンターに立ち寄った際は是非一度手に取って購入を検討してみて欲しい。
(おしまい)

マグロライド!~後編~

みなさまごきげんよう。5月ももう後半ですね。ボチボチ勉強のペースを上げないと試験に間に合いそうにありませんw 今回はマグロライド!後編、お目当てのまぐろ丼を食べます。それでは、はじまり、はじまり~

前回の記事はこちら

sanden-cyclist.hatenablog.com

   ーー目次ーー

 

まーぐろ、まぐろ

 まぐろレストランは先に券売所で食券を購入して、それを厨房の受け取り口で渡すシステム。何にしようか迷った挙句、迷ったらこれと書いてあった豪快丼に決めた。ご飯の選択は酢飯で。占めて1000円なり。厨房の受け取り口で食券を渡して、店内放送で呼ばれるまで席について待った。程なくして呼ばれた。そして受け取った。
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これで1000円。お値段以上だ。写真では分かりにくいが、まぐろの刺身が2~3層をなして載っており、さらにはネギトロまで載っている。わさびが塊で乗っかっているので、上手に食べないとワサビでツーンとするのが玉に瑕だが、とても美味しかった。

港のキリン

食べ終わったらさっさと店から出ていく。出るとき、食券売り場に人が列をなしていた。どうやら幸運なことに自分は混み始める前に店へと入ることができていたようだ。店の前にある自販機で飲み物の補給を行って再び自転車にまたがる。せっかく四日市まで来たので、港のキリンを見に行った。
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今日は天気が良く、青空が広がっているので、写真が良く映える。

帰りは名泗国道ではなく、一国経由で帰る。塩浜の付近が自転車で走るにはちょっとあれだったので。国道一号線に面しているであろうイオンモールの看板が見えている。この辺りの道は全く知らないが、あの看板を目印に西へと進めば恐らく一号線へ出れるだろう。予想は当たっており、西進すると無事一号線に出れた。富田駅の近くだ。JRの機関車と貨車が見える。2月にここを通過した際、まだ三岐鉄道の旧社屋が残っていたが、もう既に跡形もなく取り壊されていた。伊勢へ向けて南へと走っていく。
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途中、東京日本橋起点のキロポストを発見。東京まで約400Kmかぁ。なんだか行けそうな気がするw近鉄四日市駅前を通過し、近鉄の高架を潜り抜けた少し先から渋滞に引っかかった。休日とあって今日は混んでいるようだ。
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少し前にTLで流れてきたトレックストアを発見。一国沿いにあるのかぁ。日永のあたりで渋滞が終わり快適に走れるようになった。

風と痛みとの戦い

 鈴鹿川を超えて鈴鹿市へと入る。少し股関節付近が痛み始める。しばらく漕いでいると痛みが引いてきたのでそのまま走り続ける。心臓が悪くなりそうな爆音シビックに追い越され、鈴鹿市役所前を通過し、伊勢鉄道の高架をくぐると名泗国道との合流点、北玉垣町交差点に着いた。その信号待ちでふと思った。





風向きは予報通りだけど、風強くないか???





建設中の中勢バイパスの橋脚に取り付けられた吹き流しを見るとかなりたなびいている。恐らく6~7m/sあるだろうか。かなり風が強い。向かい風にめげずペダルを回し続ける。この辺りから定期区間に入るので輪行で帰る手も出てくるが、諦めずに走り続ける。えらいぞ自分。

 ここから津市街まで距離的にはそこまで遠くないが、精神的にはかなり長く感じる。一時間も掛らないぐらいで津市街に入った。ボトルの水が切れかかってきたので自販機に立ち寄って補給を行った。伊勢まで38Km。順調に行けばあと2時間ほどで着く。補給を終えて再び自転車を漕ぎ始める。鈴鹿付近では向かい風がかなり出ていたが、津市街に入るころにはあまり感じられないようになった。

 松阪に入り、小津交差点に着いた。この次の信号で右折し伊勢街道へと入っていく。伊勢街道に入ったあたりで再び股関節付近が痛み始める。踏むと痛むが、軽いギアでクルクル回すことを心掛けて走るとあまり痛まない。特段走行に支障をきたすわけではないが、踏めないのは辛い。松阪市街に入った辺りから更に痛みがひどくなった。シッティングだと痛いので、ダンシングで走っていく。
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松阪駅前まで戻ってきた。もうここから先は庭同然だ。そのころには、座って漕げるまでに痛みが引いていた。しかし、相変わらず踏むと痛むのでペダルをクルクル回しつつ25Km/hぐらいでのんびりと伊勢まで帰ることにした。櫛田橋直前で飲み物が切れる。でもあと少しなので、補給をせずに走り続ける。空気圧低めのセッティングが功を奏したのか、今日は伊勢街道の道路からの衝撃があまり感じられない。家に帰ったらキンキンに冷やした炭酸飲料でも飲もうと考えながらペダルを回し続ける。身体をいたわりながら少しずつ、着実に家に向けて走っていく。
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そして宮川を渡り、伊勢に戻ってきた。時刻は15:45頃。今回も無事に走り切ることができた。なんだかんだいいペースで走れた。

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ネットAve26.8Km/h、グロスAve19.57Km/h
消費時間7:55:09

松阪から流してた割にはグロスが20Km/h近くになってて驚いてる。もう少し鍛え上げればグロス20Km/h以上のロングライドも夢ではないかもしれない。
(おしまい)

マグロライド!~前編~

みなさまごきげんよう。今回は先日まぐろレストランまで走ってきたライドレポートになります。三週間前のことを思い出して書いてるから、内容が薄いと思う。(大学始まってから平日に執筆するのがなかなか難しくなった。)それでは、はじまり、はじまり~

 

 

 

そうだ。まぐろレストランへ行こう。

 四月の頭のころ、Twitterでまぐろレストランに行っている方々を見て、自分も行きたくなった。高校の時に家族で行ったことがあるのだが、どうやら改装工事があってその時からかなり変わっているらしい。駐輪場所があるかの確認もかねてGoogleストリートビューで下見をする。確かに改修工事が行われていたようだ。外見がかなりきれいになっている。そして駐輪場も整備されている。

よし、いこう。

その週の日曜に行くことにした。

幸いなことに風予報では、風が弱いとのこと。道が悪い伊勢街道と国道23号線を通るので空気圧は低めにセッティング。午前7時に出る予定で前日は早く寝た。 

 

そして当日。出発は8時過ぎ。

 

 

はい()おふとん峠の攻略に失敗しました()
6半過ぎまでおふとんでぬくぬくしておりました。(-_-)zzz
やはり、おふとん峠はそこらの峠よりも攻略が難しいとです。

そこから優雅に朝食を頂いて、服を着替えて出発。予定の一時間遅れとなった。f:id:Sanden_cyclist:20210505141737j:image



あぁ日が長くなってきてて良かったぁ~
冬だったらこの遅れは命取りだったよ。



この後に用事はないので、焦らずのんびり走っていく。今回は事前にルートを引いたり、予定時間を組んだりしていないので、青板を見ながら大体あとどれくらいで着くかを計っていく。
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そのままのんびりと伊勢街道を駆けていくと1時間ぐらいで松阪市街に入った。今日は休日とあってか松阪市街もあまり混んでない。三雲まで伊勢街道を北進する。

毎度通るたびに思うのだが、六軒付近の伊勢街道、ゾーン30指定の明野‐漕代間より道幅が狭いのに制限速度40Km/hって何ぞよ。

 三雲で国道23号線に合流。巡航速度を5Km/hほど上げる。今日は道が混んでいたらしくもう少し速度が上がる。津ボートの付近まで40Km/h巡行で行った。そうしていると、津の丸の内辺りまできた。
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まだ旧塗装のままの第三銀行の支店を見つけたので写真に収める。これも時期に無くなる。青板の表示が四日市まで30Kmになった。あと一時間半ぐらいかな。35Km/h巡行ぐらいで駆けていくと10時を少し回った頃に鈴鹿に入った。

10時半過ぎ北玉垣町交差点を通過。ここから名泗国道に入っていく。初めて名泗国道を走るが路側帯が広くて意外と走りやすい。20分ほどで塩浜に入った。四日市コンビナートを横目に駆けていく。
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11時前、まぐろレストランに着いた。伊勢からおよそ3時間なかなかいいペースだ。確かに、以前来た時から改装が入ってきれいになっていた。駐輪をして中へと入る。建物内もかなりきれいになっていた。
(後編へ続く) 

sanden-cyclist.hatenablog.com

 

 

OLIGHT RN1500 購入レビュー

みなさまごきげんよう。近頃輪界で話題のライトOLIGHT RN1500 を購入したので、今回はその開封レビューとなります。

 

ー目次ー

 

1.購入動機

 私がこのライトの存在を知ったのは去年の11月。Twitterのブルベ勢の皆さんがこぞって買っていたことだ。皆が一斉に買い始めるとちょっと気になる。調べてみた。するとスペックは300ルーメンで12時間半、最大光量1500ルーメン、PD対応でモバイルバッテリーとしても使用可能とのこと。さらには給電しながらでも使用できるとの情報も。これは買うっきゃない!

2.ポチる

 昨年の11月このライトが突如としてTLをにぎわせたのは、Amazonブラックフライデーで安くなっていたから。定価が8900円程するところが6700円程まで安くなっていた。でもこの時自分は買わなかった。ちょうどZONDAを修理に出していてお金に余裕がなかったからだ。

 待つこと早4ヶ月。またAmazonで安くなっていた。お金に余裕があるといえば噓だ。だが長い目で見た時、得するのは今だと思った。そしてポチった。お値段6671円。

3.商品到着&開封

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 土曜日に注文して、月曜日に支払いを終わらせて、水曜日に到着。セール開催時に購入した割にはかなり早かった。

 届いたので早速開封
このRN1500の化粧箱はちょっと変わっている。メガネケースのように磁石止めで横からカパッと開ける仕様だ。勝手に開いてこないようにシュリンク包装されていた。シュリンク包装を解いて化粧箱を開ける。



箱を開けると......
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オーライトファミリーの一員になってくれてありがとう!
あなたのおかげで私達はライトを作ることができます。
楽しんで!    ーオーライトチームより
(友人による校閲済みのワイのクソ訳)



こんな洒落た自転車部品のパッケージは初めてである。

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そして黄色いプラ板にスタートアップガイドが書いてあった。
そのプラバンを取り外すとライトと取り付け台座が見えてくる。
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型抜きされたスポンジの緩衝材の中に入っていた。まるでNゲージの車両みたいであり、かなり上品なパッケージだ。

 今使っているiGPSPORTのサイコンもそうだったが、中国メーカーのパッケージって何故か値段の割に上品なパッケージが多い。

 型抜きされた緩衝材のスポンジを取り外すと厚紙が現れる。更にそれを取り外すとGoproマウントアダプター、USBケーブル(A to C)、3種類の取り付けバンド、アーレンキー、取扱説明書が入っていた。
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入っていたものを全て出すとこんな感じである。f:id:Sanden_cyclist:20210404171953j:image



そして中身を全て出すと...


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最後までなかなか洒落ている。


4.サイズと重量

 ボディは金属製で触るとひんやりしている。光量を考えると発熱量も大きいと思われるので、冷却対策だろう。
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サイズは長さ10.7cm、幅3.1cm、高さ3.8cm(マウント、スイッチ部も含む)
角ばっているデザインもあって一回り大きく見えるが、Volt800とそこまで大差はない。いやほぼ同サイズだ。

重量は公称値172g、実測値161g
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もしかしてマウント込みかもしれない
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マウント込みだと176g
まぁこんなものだろう

5.その他のスペック

パッケージの書き写しだが、重さ、サイズ以外の諸元をまとめておく。

  • Lowモード:300ルーメン、稼働可能時間12時間半
  • Mediumモード:750ルーメン、稼働可能時間4時間
  • Highモード:1500ルーメン、稼働可能時間1.6時間
  • FLASH1:0~750ルーメン、稼働可能時間11時間半
  • FLASH2:0~750ルーメン、稼働可能時間10時間
  • 最大光度:6700cd
  • 防水性能:IPX7相当
  • バッテリー容量:5000mAh
  • 出力端子:USB - TypeC

電源のオンオフはキャットアイと同じく長押しで行う。モードの切り替えは少し異なっていて、ダブルクリックで点灯と点滅の切り替え、シングルクリックで光量の切り替え or 点滅パターンの切り替えとなっている。またキャットアイと同じく、電源オフ時のモードが、次回電源オンした際に設定されるメモリー機能が付いている。

 

それでは今回はここまで!また今度使用後のレビューを書きます。
(おしまい)

備忘録 ZONDAのリム交換をしたお話

今回はゾンダのリム交換をしたお話。調べてもなかなか出てこなかったので、備忘録として書いておきます。

目次

1,ZONDA死す

 これは去年の10月の頭に志摩半島周遊山岳サイクリングに出かけた時のこと。最初の山岳ポイントである獅子ヶ岳の頂上付近で、グレーチングとグレーチングの間にタイヤがはまった。幸い上りで速度が低かったので、落車はせずに済んだ。一通り見る感じは問題なさそうだったので、そのまま上り続けた。

で、問題はここから。その後友人と共に下り始めたときのことだ。
リアブレーキを掛けると後ろから

パコン、パコン、パコン、パコン、パコン

と音が鳴ってくる。
さっき隙間に落ちたとき、リムのブレーキ面が傷ついたんやなと思い、少し走ったのち、後輪をチェックすると......
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( ゚д゚)



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アァァァァァァ()
リ、リムがへこんでるぅぅぅΣ(゚д゚lll)

 

この変形以外は特に問題がなかったため、この日は最後まで走り切った。

 

2,へこみを埋めて直そうとするが......

最初に考えたのは、へこんだ部分をメタルパテで埋めたのち整形して治す方法

早速Amazonでメタルパテを取り寄せ、作業に取り掛かる。

1.リム表面の隆起部をカッターで軽く削る
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2.フック部の表面処理を地金が見えるまで削り落とす
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3.パテを盛る
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4.パテとリム面を削って整形
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これでブレーキをかけても音がしなくなった。

ホイールが多少振れてたので、後日ニップル回しで振れを取る。
振れ取り作業中リムを触っていたらあることに気づいた。


あっ()ブレーキ面やない所まで変形しとる


つまり、ホイールを買いなおすか、修理する必要に迫られたのである。

ガイツーが使えなくて、かつ金欠の自分には修理という選択肢しかない。

 

 

3,ZONDA修理に出る

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幸いカンパニョーロのホイールは取扱店に持っていけば修理してくれるので、近所のカンパニョーロ取扱店に持って行った。近所に取扱店あって良かった~

持ち込んで見積もりを取って貰った。ホイールを預けて一週間ほどで見積りが届いた。

後輪リムの価格:24,192円
作業工賃:4,950円

ひぃぃ(-_-;)リムのお値段結構するなぁ。ZONDAの定価の7割近くは、リムの値段とちゃうか?(定価:66,000円)でも作業工賃、特殊なホイールの割には安い気がする。(このリム、ニップルをつけるときは、ニップルに専用工具装着して、それを一個づつ磁石でツーと引っ張ってつける必要があるめんどくさ~いホイール)

そのまま二つ返事で修理をお願いした。

そして約一か月後、自転車屋さんから連絡が。
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ZONDAがピカピカのリムを纏って帰ってきた!
これでまたZONDAを使うことが出来る。

 

4,まとめ

  • ホイールが変形したら目視だけでなく、触診もすること
  • 変形したホイールは十中八九修理 or 買い替える必要がある
  • カンパニョーロのホイールは取扱店で部品交換、修理が可能
  • ZONDAのリム価格は24,192円(2020年10月時点)

よい子のみんなはホイールを変形させたら直ぐ自転車屋へ持ち込むのだぞ!(戒め)

(おしまい)

レビュー モンベル チャチャパック35

お題「#新生活が捗る逸品」モンベル チャチャパック35

みなさまごきげんよう。新学期が始まって早一週間が経ちました。今回は「新生活が捗る逸品」というお題に従って、私が通学に使用しているザックを紹介します。私の用途からするとなかなかの逸品です。それでは、はじまり~

 

購入動機と私が通学に登山用ザックを使う理由

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現在、私が通学に使用しているこのザックは三代目。購入から1年と数か月ほどの月日が流れております。ざっくりした購入動機としては先代のザックのフレームがご臨終し買い替える必要が出てきたから。

「え、通学に使用するだけやのに、なぜ登山用リュック?」と思われるかもしれないが、それにはちゃんとした訳がある。それは身体への負担を軽くするためだ。

さて、わたくしは一介の大学生であるわけだが、薬学生であるために教科書の量が多い。
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どのくらいかと言えばこのくらい。

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実験がある日は実験用具が加わってこのくらい。

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更に私の場合は毎日PCとACアダプターを持ち歩いているので、もう少し荷物が増える。(これでも必要最低限にしてるつもり)

まぁこんなだけの教科書とPCを持ち歩くとなると重量もそれなりになってくる。f:id:Sanden_cyclist:20210419115220j:image
これはある日のザックの重量。13Kgもある。この日は大学のブックストアで取り寄せた参考書の受け渡し日だったため、これ程まで重量がかさんだわけであるが、普段の日でも8~10Kg程重量がある。私は、大学まで徒歩と電車で通学している。これほどの重量になると、ごく一般の通勤用リュックでは肩への負担が大きい。そして一か所へと負担が集中すると身体も疲れやすい。必然的にヒップベルトが必要になってくる。それも簡易的なものではなく、しっかりとしたピップベルトだ。初代から二代目に変更した理由もこれだ。このベルトがあるだけで、体への負担もかなり変わってくる。だって体全体で荷物を支えることができるからね。

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 少し話がそれるが、ザックにはベンチレーション機能がついたものがある。ザックで通学している方ならお判りいただけると思うが、夏場になると背中が汗でびしょびしょになる。それを防ぐためのものだ。先代のザックにはこれが付いていた。だが、これがあってないようなもので、確かにメッシュの部分は蒸れずに汗をかかないが、メッシュでないところはガッツリ汗をかいてしまう。更に背面に空間を作るためにフレームが湾曲しており、教科書やファイルならまだしも、PC等の大きくて曲げれない物を入れるのが少し厄介である。蒸れないのはいいが、ベンチレーション付きザックは通学用途にはあまり向いていない。

 ゆえにベンチレーション無しで、しっかりとしたヒップベルトが付いているものが候補になってくる。メーカーはコスパの良さからモンベルに決めた。サイズは30~35Lクラスのものを。30L無くても基本的には事足りるが、教科書販売などちょっとしたことで簡単にキャパオーバーになってしまう。極力歩くときは両手を開けておきたいからね。

 この条件に当てはまるザックはキトラパック、チャチャパック、ヌプリパックの三種類になる。教科書やPCを入れて運ぶという運用上、一気室の方がいいのでチャチャパックになった。サイズは大は小を兼ねるということで、35Lとした。

 注文から二日で届いた。代引きというのもあるだろが、モンベルの直販早い。

いい点

ここまで前置きが長かったが、本題に入っていこう。まずはいい点から。

メインの荷室にファスナーがない

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 35Lクラスの登山用ザックなので、ファスナーではなく、ドローコードで縛って上から雨蓋で覆う形でメイン荷室を閉める。荷物が多い時にこれがなかなか役に立つ。ファスナーだと荷物が多い時、自重でファスナーが締めにくくなったり、中身がファスナーに嚙んだりするが、それらが一切ない。また開口部が広い。

バックアクセスが付いてる

 教科書やPCを主に入れているためあまり使うことがないが、雨蓋を開閉せずに荷室へアクセスできるようにU字型のファスナーが付いている。
メインの荷室に結局ファスナー付いてるやんけ、と思われるかもしれないが、その通りです()でも荷物の出し入れであまり使わないので実質ファスナー無しですw

 荷物のおさまりが悪い時にここを開けて調整したり、白衣等の服を入れている時はここから取り出せたりするので便利である。まぁただ止水ジッパーでないのでここから浸水してく可能性が高いけど。

コンプレッションポケットがある。

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 実はチャチャパック35にした決め手の一つ。フロントポケットと本体の間にポケットが付いている。メーカーのカタログにはウインドブレーカーやレインウエアなどを挟んでおくことができますと書いてあるが、私はもっぱら授業資料が入ったクリアファイルをはさんでいる。電車の中で復習をするときにザックを開けなくても取り出せるので結構便利。

雨蓋のポケットが意外と便利

ファスナー位置がよく考えられていて、ザックを降ろさなくても物が取れる。そもそも背負った状態で取り出すことは想定させていないようなので、ファスナーを開けるのにコツがいるが、降ろさなくても取り出せるメリットは大きい。

 あまりよくない点

多少良くない点があるので、次はそれを紹介していきます。

ショルダーベルトが緩みやすい

歩いているときに問題になることはないのだが、走ったときにショルダーベルトが結構緩んでくる。感覚としては200~300m走ったぐらいで緩んでくる感じ。恐らくベルトとバックルの相性が悪いのだろう。

当然だがミニポケットがない

 このザックは普通な登山用リュックのため、タウンユース用のモデルに付いているミニポケットの類が一切ない。正直難癖をつけるレベルの話であるし、自分も無くて困っているわけではない。ただ、登山用ザックを通学用途で使うということは、こういった装備が無いことを覚悟しておいた方がいい。

まとめ

全体的にはとても良いザックです。よくない点として挙げた項目もそこまで悪くないので。
(おしまい)