薬学生のサイクルブログ

とある薬学生がのんびり気ままに書くブログ

マグロライド!~前編~

みなさまごきげんよう。今回は先日まぐろレストランまで走ってきたライドレポートになります。三週間前のことを思い出して書いてるから、内容が薄いと思う。(大学始まってから平日に執筆するのがなかなか難しくなった。)それでは、はじまり、はじまり~

 

 

 

そうだ。まぐろレストランへ行こう。

 四月の頭のころ、Twitterでまぐろレストランに行っている方々を見て、自分も行きたくなった。高校の時に家族で行ったことがあるのだが、どうやら改装工事があってその時からかなり変わっているらしい。駐輪場所があるかの確認もかねてGoogleストリートビューで下見をする。確かに改修工事が行われていたようだ。外見がかなりきれいになっている。そして駐輪場も整備されている。

よし、いこう。

その週の日曜に行くことにした。

幸いなことに風予報では、風が弱いとのこと。道が悪い伊勢街道と国道23号線を通るので空気圧は低めにセッティング。午前7時に出る予定で前日は早く寝た。 

 

そして当日。出発は8時過ぎ。

 

 

はい()おふとん峠の攻略に失敗しました()
6半過ぎまでおふとんでぬくぬくしておりました。(-_-)zzz
やはり、おふとん峠はそこらの峠よりも攻略が難しいとです。

そこから優雅に朝食を頂いて、服を着替えて出発。予定の一時間遅れとなった。f:id:Sanden_cyclist:20210505141737j:image



あぁ日が長くなってきてて良かったぁ~
冬だったらこの遅れは命取りだったよ。



この後に用事はないので、焦らずのんびり走っていく。今回は事前にルートを引いたり、予定時間を組んだりしていないので、青板を見ながら大体あとどれくらいで着くかを計っていく。
f:id:Sanden_cyclist:20210505142000j:image
そのままのんびりと伊勢街道を駆けていくと1時間ぐらいで松阪市街に入った。今日は休日とあってか松阪市街もあまり混んでない。三雲まで伊勢街道を北進する。

毎度通るたびに思うのだが、六軒付近の伊勢街道、ゾーン30指定の明野‐漕代間より道幅が狭いのに制限速度40Km/hって何ぞよ。

 三雲で国道23号線に合流。巡航速度を5Km/hほど上げる。今日は道が混んでいたらしくもう少し速度が上がる。津ボートの付近まで40Km/h巡行で行った。そうしていると、津の丸の内辺りまできた。
f:id:Sanden_cyclist:20210505142044j:image
まだ旧塗装のままの第三銀行の支店を見つけたので写真に収める。これも時期に無くなる。青板の表示が四日市まで30Kmになった。あと一時間半ぐらいかな。35Km/h巡行ぐらいで駆けていくと10時を少し回った頃に鈴鹿に入った。

10時半過ぎ北玉垣町交差点を通過。ここから名泗国道に入っていく。初めて名泗国道を走るが路側帯が広くて意外と走りやすい。20分ほどで塩浜に入った。四日市コンビナートを横目に駆けていく。
f:id:Sanden_cyclist:20210505142142j:image
11時前、まぐろレストランに着いた。伊勢からおよそ3時間なかなかいいペースだ。確かに、以前来た時から改装が入ってきれいになっていた。駐輪をして中へと入る。建物内もかなりきれいになっていた。
(後編へ続く) 

sanden-cyclist.hatenablog.com

 

 

OLIGHT RN1500 購入レビュー

みなさまごきげんよう。近頃輪界で話題のライトOLIGHT RN1500 を購入したので、今回はその開封レビューとなります。

 

ー目次ー

 

1.購入動機

 私がこのライトの存在を知ったのは去年の11月。Twitterのブルベ勢の皆さんがこぞって買っていたことだ。皆が一斉に買い始めるとちょっと気になる。調べてみた。するとスペックは300ルーメンで12時間半、最大光量1500ルーメン、PD対応でモバイルバッテリーとしても使用可能とのこと。さらには給電しながらでも使用できるとの情報も。これは買うっきゃない!

2.ポチる

 昨年の11月このライトが突如としてTLをにぎわせたのは、Amazonブラックフライデーで安くなっていたから。定価が8900円程するところが6700円程まで安くなっていた。でもこの時自分は買わなかった。ちょうどZONDAを修理に出していてお金に余裕がなかったからだ。

 待つこと早4ヶ月。またAmazonで安くなっていた。お金に余裕があるといえば噓だ。だが長い目で見た時、得するのは今だと思った。そしてポチった。お値段6671円。

3.商品到着&開封

f:id:Sanden_cyclist:20210404165936j:image
 土曜日に注文して、月曜日に支払いを終わらせて、水曜日に到着。セール開催時に購入した割にはかなり早かった。

 届いたので早速開封
このRN1500の化粧箱はちょっと変わっている。メガネケースのように磁石止めで横からカパッと開ける仕様だ。勝手に開いてこないようにシュリンク包装されていた。シュリンク包装を解いて化粧箱を開ける。



箱を開けると......
f:id:Sanden_cyclist:20210404170019j:image
オーライトファミリーの一員になってくれてありがとう!
あなたのおかげで私達はライトを作ることができます。
楽しんで!    ーオーライトチームより
(友人による校閲済みのワイのクソ訳)



こんな洒落た自転車部品のパッケージは初めてである。

f:id:Sanden_cyclist:20210404170050j:image
そして黄色いプラ板にスタートアップガイドが書いてあった。
そのプラバンを取り外すとライトと取り付け台座が見えてくる。
f:id:Sanden_cyclist:20210404171918j:image
型抜きされたスポンジの緩衝材の中に入っていた。まるでNゲージの車両みたいであり、かなり上品なパッケージだ。

 今使っているiGPSPORTのサイコンもそうだったが、中国メーカーのパッケージって何故か値段の割に上品なパッケージが多い。

 型抜きされた緩衝材のスポンジを取り外すと厚紙が現れる。更にそれを取り外すとGoproマウントアダプター、USBケーブル(A to C)、3種類の取り付けバンド、アーレンキー、取扱説明書が入っていた。
f:id:Sanden_cyclist:20210404172259j:image

入っていたものを全て出すとこんな感じである。f:id:Sanden_cyclist:20210404171953j:image



そして中身を全て出すと...


f:id:Sanden_cyclist:20210404172119j:image

最後までなかなか洒落ている。


4.サイズと重量

 ボディは金属製で触るとひんやりしている。光量を考えると発熱量も大きいと思われるので、冷却対策だろう。
f:id:Sanden_cyclist:20210404175007j:image
サイズは長さ10.7cm、幅3.1cm、高さ3.8cm(マウント、スイッチ部も含む)
角ばっているデザインもあって一回り大きく見えるが、Volt800とそこまで大差はない。いやほぼ同サイズだ。

重量は公称値172g、実測値161g
f:id:Sanden_cyclist:20210503165904j:image
もしかしてマウント込みかもしれない
f:id:Sanden_cyclist:20210503165901j:image
マウント込みだと176g
まぁこんなものだろう

5.その他のスペック

パッケージの書き写しだが、重さ、サイズ以外の諸元をまとめておく。

  • Lowモード:300ルーメン、稼働可能時間12時間半
  • Mediumモード:750ルーメン、稼働可能時間4時間
  • Highモード:1500ルーメン、稼働可能時間1.6時間
  • FLASH1:0~750ルーメン、稼働可能時間11時間半
  • FLASH2:0~750ルーメン、稼働可能時間10時間
  • 最大光度:6700cd
  • 防水性能:IPX7相当
  • バッテリー容量:5000mAh
  • 出力端子:USB - TypeC

電源のオンオフはキャットアイと同じく長押しで行う。モードの切り替えは少し異なっていて、ダブルクリックで点灯と点滅の切り替え、シングルクリックで光量の切り替え or 点滅パターンの切り替えとなっている。またキャットアイと同じく、電源オフ時のモードが、次回電源オンした際に設定されるメモリー機能が付いている。

 

それでは今回はここまで!また今度使用後のレビューを書きます。
(おしまい)

備忘録 ZONDAのリム交換をしたお話

今回はゾンダのリム交換をしたお話。調べてもなかなか出てこなかったので、備忘録として書いておきます。

目次

1,ZONDA死す

 これは去年の10月の頭に志摩半島周遊山岳サイクリングに出かけた時のこと。最初の山岳ポイントである獅子ヶ岳の頂上付近で、グレーチングとグレーチングの間にタイヤがはまった。幸い上りで速度が低かったので、落車はせずに済んだ。一通り見る感じは問題なさそうだったので、そのまま上り続けた。

で、問題はここから。その後友人と共に下り始めたときのことだ。
リアブレーキを掛けると後ろから

パコン、パコン、パコン、パコン、パコン

と音が鳴ってくる。
さっき隙間に落ちたとき、リムのブレーキ面が傷ついたんやなと思い、少し走ったのち、後輪をチェックすると......
f:id:Sanden_cyclist:20210325191519j:image


( ゚д゚)



f:id:Sanden_cyclist:20210325191516j:image


アァァァァァァ()
リ、リムがへこんでるぅぅぅΣ(゚д゚lll)

 

この変形以外は特に問題がなかったため、この日は最後まで走り切った。

 

2,へこみを埋めて直そうとするが......

最初に考えたのは、へこんだ部分をメタルパテで埋めたのち整形して治す方法

早速Amazonでメタルパテを取り寄せ、作業に取り掛かる。

1.リム表面の隆起部をカッターで軽く削る
f:id:Sanden_cyclist:20210325192354j:image

2.フック部の表面処理を地金が見えるまで削り落とす
f:id:Sanden_cyclist:20210325192724j:image

3.パテを盛る
f:id:Sanden_cyclist:20210325192923j:image

4.パテとリム面を削って整形
f:id:Sanden_cyclist:20210325193255j:image
これでブレーキをかけても音がしなくなった。

ホイールが多少振れてたので、後日ニップル回しで振れを取る。
振れ取り作業中リムを触っていたらあることに気づいた。


あっ()ブレーキ面やない所まで変形しとる


つまり、ホイールを買いなおすか、修理する必要に迫られたのである。

ガイツーが使えなくて、かつ金欠の自分には修理という選択肢しかない。

 

 

3,ZONDA修理に出る

f:id:Sanden_cyclist:20210325231611j:image

幸いカンパニョーロのホイールは取扱店に持っていけば修理してくれるので、近所のカンパニョーロ取扱店に持って行った。近所に取扱店あって良かった~

持ち込んで見積もりを取って貰った。ホイールを預けて一週間ほどで見積りが届いた。

後輪リムの価格:24,192円
作業工賃:4,950円

ひぃぃ(-_-;)リムのお値段結構するなぁ。ZONDAの定価の7割近くは、リムの値段とちゃうか?(定価:66,000円)でも作業工賃、特殊なホイールの割には安い気がする。(このリム、ニップルをつけるときは、ニップルに専用工具装着して、それを一個づつ磁石でツーと引っ張ってつける必要があるめんどくさ~いホイール)

そのまま二つ返事で修理をお願いした。

そして約一か月後、自転車屋さんから連絡が。
f:id:Sanden_cyclist:20210325231708j:image
ZONDAがピカピカのリムを纏って帰ってきた!
これでまたZONDAを使うことが出来る。

 

4,まとめ

  • ホイールが変形したら目視だけでなく、触診もすること
  • 変形したホイールは十中八九修理 or 買い替える必要がある
  • カンパニョーロのホイールは取扱店で部品交換、修理が可能
  • ZONDAのリム価格は24,192円(2020年10月時点)

よい子のみんなはホイールを変形させたら直ぐ自転車屋へ持ち込むのだぞ!(戒め)

(おしまい)

レビュー モンベル チャチャパック35

お題「#新生活が捗る逸品」モンベル チャチャパック35

みなさまごきげんよう。新学期が始まって早一週間が経ちました。今回は「新生活が捗る逸品」というお題に従って、私が通学に使用しているザックを紹介します。私の用途からするとなかなかの逸品です。それでは、はじまり~

 

購入動機と私が通学に登山用ザックを使う理由

f:id:Sanden_cyclist:20210419061755j:image
現在、私が通学に使用しているこのザックは三代目。購入から1年と数か月ほどの月日が流れております。ざっくりした購入動機としては先代のザックのフレームがご臨終し買い替える必要が出てきたから。

「え、通学に使用するだけやのに、なぜ登山用リュック?」と思われるかもしれないが、それにはちゃんとした訳がある。それは身体への負担を軽くするためだ。

さて、わたくしは一介の大学生であるわけだが、薬学生であるために教科書の量が多い。
f:id:Sanden_cyclist:20210419055646j:image

どのくらいかと言えばこのくらい。

f:id:Sanden_cyclist:20210419055703j:image
実験がある日は実験用具が加わってこのくらい。

f:id:Sanden_cyclist:20210419055720j:image

更に私の場合は毎日PCとACアダプターを持ち歩いているので、もう少し荷物が増える。(これでも必要最低限にしてるつもり)

まぁこんなだけの教科書とPCを持ち歩くとなると重量もそれなりになってくる。f:id:Sanden_cyclist:20210419115220j:image
これはある日のザックの重量。13Kgもある。この日は大学のブックストアで取り寄せた参考書の受け渡し日だったため、これ程まで重量がかさんだわけであるが、普段の日でも8~10Kg程重量がある。私は、大学まで徒歩と電車で通学している。これほどの重量になると、ごく一般の通勤用リュックでは肩への負担が大きい。そして一か所へと負担が集中すると身体も疲れやすい。必然的にヒップベルトが必要になってくる。それも簡易的なものではなく、しっかりとしたピップベルトだ。初代から二代目に変更した理由もこれだ。このベルトがあるだけで、体への負担もかなり変わってくる。だって体全体で荷物を支えることができるからね。

f:id:Sanden_cyclist:20210419093022j:image

 少し話がそれるが、ザックにはベンチレーション機能がついたものがある。ザックで通学している方ならお判りいただけると思うが、夏場になると背中が汗でびしょびしょになる。それを防ぐためのものだ。先代のザックにはこれが付いていた。だが、これがあってないようなもので、確かにメッシュの部分は蒸れずに汗をかかないが、メッシュでないところはガッツリ汗をかいてしまう。更に背面に空間を作るためにフレームが湾曲しており、教科書やファイルならまだしも、PC等の大きくて曲げれない物を入れるのが少し厄介である。蒸れないのはいいが、ベンチレーション付きザックは通学用途にはあまり向いていない。

 ゆえにベンチレーション無しで、しっかりとしたヒップベルトが付いているものが候補になってくる。メーカーはコスパの良さからモンベルに決めた。サイズは30~35Lクラスのものを。30L無くても基本的には事足りるが、教科書販売などちょっとしたことで簡単にキャパオーバーになってしまう。極力歩くときは両手を開けておきたいからね。

 この条件に当てはまるザックはキトラパック、チャチャパック、ヌプリパックの三種類になる。教科書やPCを入れて運ぶという運用上、一気室の方がいいのでチャチャパックになった。サイズは大は小を兼ねるということで、35Lとした。

 注文から二日で届いた。代引きというのもあるだろが、モンベルの直販早い。

いい点

ここまで前置きが長かったが、本題に入っていこう。まずはいい点から。

メインの荷室にファスナーがない

f:id:Sanden_cyclist:20210419061830j:image
 35Lクラスの登山用ザックなので、ファスナーではなく、ドローコードで縛って上から雨蓋で覆う形でメイン荷室を閉める。荷物が多い時にこれがなかなか役に立つ。ファスナーだと荷物が多い時、自重でファスナーが締めにくくなったり、中身がファスナーに嚙んだりするが、それらが一切ない。また開口部が広い。

バックアクセスが付いてる

 教科書やPCを主に入れているためあまり使うことがないが、雨蓋を開閉せずに荷室へアクセスできるようにU字型のファスナーが付いている。
メインの荷室に結局ファスナー付いてるやんけ、と思われるかもしれないが、その通りです()でも荷物の出し入れであまり使わないので実質ファスナー無しですw

 荷物のおさまりが悪い時にここを開けて調整したり、白衣等の服を入れている時はここから取り出せたりするので便利である。まぁただ止水ジッパーでないのでここから浸水してく可能性が高いけど。

コンプレッションポケットがある。

f:id:Sanden_cyclist:20210419061751j:image
 実はチャチャパック35にした決め手の一つ。フロントポケットと本体の間にポケットが付いている。メーカーのカタログにはウインドブレーカーやレインウエアなどを挟んでおくことができますと書いてあるが、私はもっぱら授業資料が入ったクリアファイルをはさんでいる。電車の中で復習をするときにザックを開けなくても取り出せるので結構便利。

雨蓋のポケットが意外と便利

ファスナー位置がよく考えられていて、ザックを降ろさなくても物が取れる。そもそも背負った状態で取り出すことは想定させていないようなので、ファスナーを開けるのにコツがいるが、降ろさなくても取り出せるメリットは大きい。

 あまりよくない点

多少良くない点があるので、次はそれを紹介していきます。

ショルダーベルトが緩みやすい

歩いているときに問題になることはないのだが、走ったときにショルダーベルトが結構緩んでくる。感覚としては200~300m走ったぐらいで緩んでくる感じ。恐らくベルトとバックルの相性が悪いのだろう。

当然だがミニポケットがない

 このザックは普通な登山用リュックのため、タウンユース用のモデルに付いているミニポケットの類が一切ない。正直難癖をつけるレベルの話であるし、自分も無くて困っているわけではない。ただ、登山用ザックを通学用途で使うということは、こういった装備が無いことを覚悟しておいた方がいい。

まとめ

全体的にはとても良いザックです。よくない点として挙げた項目もそこまで悪くないので。
(おしまい)

春休みラストライド Part3

 大学が始まって早一週間、皆様はいかがお過ごしでしょうか。今回は4/3のライドレポート。鳥羽展望台についたところからの続きです。それでは、はじまり、はじまり~

前回までのライドレポートはこちら
sanden-cyclist.hatenablog.com

sanden-cyclist.hatenablog.com

 

 

 鳥羽展望台についた。展望台には売店がある。ここまで登ってきたからには、あれを食べるしかない。そう、ソフトクリームだ。脚質がソフトクリーマーの自分としては外せない。早速売店にいって買ってくる。
f:id:Sanden_cyclist:20210412054234j:image
一つ390円。うん~......。いや、何でもない。中でいただくこともできるが、せっかくの展望台だ、外でいただく。
f:id:Sanden_cyclist:20210412054303j:image
断崖絶壁の海岸と美しく景色の前で頂くソフトクリームは美味しい。登り切った達成感がその美味しさに拍車を掛けている。

 食べ終わったら、ゴミを捨てて引き返す。ここまで登ってきたから下りだ。反対側のペダルを突っ張ってコーナーを曲がっていく。コーナーのある下りは楽しい。コーナーリングが下手なので上手くなりたいなぁ、とも思う。

 あっという間に本線との交差点まで下ってきた。鳥羽方面へと向かう。帰りは追い風になるはずなのに向かい風だ。また風予報が外れたか?いや、石鏡のあたりまで僅かながら東へ向かっている。ゆえに予報は外れてなどはない。ただ単に風が吹いている方へ向かっているだけだ。登りは正面がずっと山できつい以外の何物でもなかったが、下りは反対に正面に海が見えるので景色が美しい。だが、風が強くて下るのが少し怖い。

 下り切ったらまた登る。この近辺、あまり背の高い木が生い茂ってないので、ちょっと変わっているというか、あまり見慣れない景色である。

 そしてまた下る。眼下には海が見え、往路とは違った趣を見せてくる。先程の事故現場を通過する。ライダーはすでに救急車へ収容されたようで、現場にはフロントホイールが壊れたバイクが寂しそうにポツンと置き去りにされていた。パールロードももうすぐ終わりだ。かつての料金所跡地前にある坂を登る手前でパトカーとすれ違った。事故現場の確認でもするのだろうか?

 坂を登り終えて少し下ると麻生の浦大橋にたどり着いた。片側交互通行になっているので、信号で止まる。すると、誘導のおじさんが、「コーンの左側を通ってき」と信号が赤にも関わらず進行することを許してくれた。

 起伏のある道を駆けていく。パールロードが終わったとはいえど起伏が激しい。でも頑張って踏んでいく。進路も西に向き始めたので向かい風もなくなってきた。今まで下ったところを登る。往路ではリズミカルに下っていたところをダンシングで登る。長い坂も頑張って登る。

 そうしていると、安楽島まで出てきた。もうすぐ伊勢だ。追い風の影響だろうか。鳥羽市街に入ってからスピードが乗りやすくなった。42号線を北上してセブンイレブンの角で朝熊道へと入る。伊勢と鳥羽の境にある登りを頑張って攻略して伊勢市に入った。ここからは下り基調だ。追い風と相まって巡航速度がとても速い。ちょっとした登りでも30Km/h台後半でクリアしていける。

 追い風に乗ってあっという間に伊勢市街へと入った。御幸道路を登っていると、パールロードで抜かされた青の86に再び抜かされた。志摩までぐるっと回って帰ってきたのだろうか。そして帰宅。ログをストラバに上げる。ログを確認すると、今日調子がいいとは言えなかったにも関わらず自己新記録連発である。この春休みでの成長を実感する。

 さて、この春休みでの走行距離は1750Km。よう乗ったなw(おしまい)

春休みラストライド Part2

  みなさまごきげんよう。前回、春休み期間ラストライドとして、鳥羽展望台へ向かうことを決めた。今回は伊勢から15Km、安楽島に入った所から!それでは、はじまり、はじまり~

前回のライドレポートはこちら

sanden-cyclist.hatenablog.com

 



1.今日、元気ないわ

 鳥羽ハロー付近で167号線と別れ、安楽島方面へと進む。やはり、向かい風が強くてなかなかスピードが出ない。一瞬、ここで引き返して鳥羽城址に桜を見に行くことが頭によぎる。だが、鳥羽展に向けてペダルを回し続ける。自分よえらい。今日は自己肯定感がやたらと高い日のようだ。いつもなら大したことがないちょっとした登りも向かい風が相まって今日はきつく感じる。

 鳥羽エクシブ前を通過したあたりからアップダウンが激しくなり始める。下りで勢いをつけ、登りではそれを使用しクリアしていく。下りでは小刻みな切り返しを要求されるところがある。リズミカルに体重移動するのが楽しい。アスファルトが若干ひび割れ、路面状況がやや悪いのでライン取りが難しい。

 今浦町に入り、麻生の浦大橋までやって来た。ここからいよいよパールロードである。麻生の浦大橋は何故か片側交互通行だった。今日は土曜日なので工事による片側交互通行ではなさそうだった。ハロー前辺りから「麻生の浦大橋重量制限 8t以上通行禁止」というような看板があったので、おそらくはそういうことだろう。

 パールロードの入ってすぐ4~5%の登りが現れる。きつい。ここから展望台まではしばしの苦行タイムだ。所々に下りはあるものの、一気に降下する。また激しく上る必要がある。アップダウンがとても激しい。パールロードは県内外問わず風光明媚な観光道路として知られているが、近隣の自転車乗りからすれば、ハードなトレーニングスポットである。少なくとも自分の中では。

 踏み続けると疲れてくるので、ペダルを回し続ける。最初の展望台でパシャリ。
f:id:Sanden_cyclist:20210407054548j:image
今日は天気が良くて、海もとても綺麗だ。撮った写真が暖色系だった。知らない人にこれを見せて「これ沖縄の写真なんです」と言ったら騙せそうである。

 再びペダルを回し始める。石鏡のガソスタを少し過ぎたあたりで、先ほど抜いていった車が止まっている。何かトラブルでも発生したのだろうか?車は自分が追いついた辺りで再び進み始めた。自分もゆっくりと進んでいくとバイクが事故を起こしていた。(排気量は解らなかったがニンジャ)車も数台止まっていたが、見た感じ救援で、バイクの単独事故のようだ。フロントホイールが完全に壊れている。ライダーさんも無事そうだった。救急車のサイレンの音が聞こえてくる。もう近くまで来ているのだろう。そのまま進み続けるとポセイドンの辺りですれ違った。やはり、近くまで来ていたようだ。

 少し進むと再び下り、また登る。この登りが一番きつく、またこれが鳥羽展まで続く。時々ダンシングを挟みつつ、シッティングで上り続けた。今日は登りでは何も叫ばなかった気がする。いつもなら苦しさを紛らわすために叫んじゃうのに。余裕がないと言っても精神的な余裕はあるようだ。鳥羽展望台まで2.0Kmという看板が1.0Km、0.5Kmと減っていく。これは頂上までの距離ではなく、鳥羽展望台へ向かう分岐までの距離なのだが、あるだけでありがたい。だって終わりが見えているのだから。

 乳酸が溜まってくるキツさに耐えつつ、ペダルを回し続けると分岐までたどり着いた。ここから勾配がかなり緩くなる。ラストスパートだ。少しばかりスピードを上げて回し続ける。着いた。
f:id:Sanden_cyclist:20210407054615j:image
海がきれいだ。伊勢から30Km。鳥羽といえどそれなりに距離がある。
(つづく)

sanden-cyclist.hatenablog.com

 

春休みラストライド Part1

みなさまごきげんよう。弊校、明日から授業開始で、大学も本格的に始まって参りました。今回はその春休み期間最後のライドレポートです。それでは、はじまり、はじまり~

 

ー目次ー

 

1.せやん、今日いつもと風向きちゃうやん!

 今日乗らないと明日は天気悪し、来週からは大学の授業が始まって一週間近く乗れなくなる。乗らねば!今日は先週と違いおふとん峠を早く超えることができた。えらいぞ自分。早く起きれた分、そこから頼まれた資料の修正をしたり、溜まっていたLINEの返信もしたり、のんびりと朝食を取ったりと、それなりに充実した時間を過ごせた。

 さて、今日はどこへ行こうかと考える。また度会の方へ行こうかなぁ。ん......最近しょっちゅう行き過ぎて飽きてきたな。松阪へ行こうかしら。あっちは獲得標高稼げなくてなんか物足りないなぁ......。あ、そういえばここ数日、TwitterのTL上で『TOキャノボをしたい人生だった』だの『フレッシュは向かい風』、『パイセンが雨雲を引き付けてくれる』だの風向きがいつもと違うって情報が流れてたな。風予報見てみるか。風予報を覗いてみると確かに違った。東風だ。じゃあ鳥羽展へ行くか。帰りは追い風になるし。

 行き先も決まったことなので、さっさと準備をして出る。今日は日が照ってて暖かいが長袖で行く。日開け止めを塗るのが面倒だからだ。面倒とは言っても顔にはしっかりと塗っておく。サングラス焼けされると困るしね。準備が整ったので出る。出発は9:15過ぎ、寝起きに弱い私にしては上等だ。

 神宮神田のあたりから今日の風向きが違うことを痛感させられる。35Km/h辺りから急激に負荷がかかる。いつもは45Km/hぐらいまでヨイヨイなのに。一宇田町から朝熊へ入ると風がやんだ気がした。しかし、気がしただけだ絶えず向かい風である。

 朝熊こども園の前や朝熊川を超える橋脚の付近には桜が植わっていた。とうに満開になり、木によっては葉桜になりつつあるが、それでもまだ旬である。日曜の雨で一気に散ってしまいそうだ。儚い。

 朝熊道を鳥羽へ向けて駆けていく。山中の道といえど、向かい風は吹く。いつもだったら30Km/h巡行できるのに今日は簡単に30Km/hを割ってしまう。今日の向かい風は特段強いという訳でもない。ゆえに今日は元気ないなぁと思う。下りでは回復しつつ、登りでは踏み気味でペダルを回し続けていると、いつの間にか鳥羽に入っていた。ここから一気に下り42号線と合流する。合流する交差点で水を飲む。脱着時にボトルケージがぐらつく。ネジがまた緩んできたな。その場で締めて再出発する。アーレンキーやと締めにくいでT字状のレンチ買わないかんな。

2.見知らぬローディーさん達につかまる

 鳥羽商船前の坂を登っていると後ろから


「こんちわ~」との声が


( ゚д゚)


後ろを振り返ると5人ばかりのローディーさんがいるではありませんか((((;゚Д゚)))))))


え、いつから後ろからいてたん?


確実にいえることは、この人たちが速いということである。

だってひとつ前の信号で止まったときにはいなかったのだから。


後ろから追いついてきた人たちのペースを損ねないために、速度を5Km/h
ぐらい引き上げる。集団走行になれなさ過ぎて安全な抜かされ方やローテの仕方を知らなかったのもあるが。下って登る。後方確認のためにミラーを開く。登りで速度が落ちないように頑張る。でも少し落ちる。すると後ろから追いついてきたローディーさん達の1人がアタックをかけた。ほかのメンバーも遅れまいと続いていく。抜かされたときに気づく。ヘルメットからして装いがとても速そうであると。スカイラインとの交差点で信号に捕まる。青に変わり再び漕ぎ始める。引き離されないように頑張って漕ぐ。だがそのローディーさん達速い。坂であっという間に引き離される。幸い鳥羽駅前の信号につかまり、追いつくことはできたが。その後ローディーさん達は佐田浜のマリンターミナルへと向かっていった。

3.Uが欲しい

 ここから再び一人旅である。海沿いを走る。遮るものがなくて風をもろに受ける。風にもめげず漕ぐ。f:id:Sanden_cyclist:20210405053829j:image
鳥羽城址桜がきれいやなぁ


ABOT♡ ん?



ハッ!!!( ゚д゚)



f:id:Sanden_cyclist:20210405054000j:image



\\\\\\ Uが欲しい //////



この日の調子はあまりよくなかったが、頭の回転は早かったらしい。


違う、そうじゃない d( ̄  ̄)


頭の回転が速いので、勘違いであることにもすぐ気がつく。

なんや ♡ TOBA が反転してるだけやんw

恐らく鳥羽城址から見える伊勢湾内の島々と共に写真に撮り収めるフォトスポットなのであろう。いわゆる ‟ 映え “ だ。

 167号線と別れ、安楽島方面に進む。あと15Kmほどで鳥羽展だ!
(つづく)

 続きはこちら

sanden-cyclist.hatenablog.com

sanden-cyclist.hatenablog.com